あぶない神社体験回想録① アヤの告白

私たちがまだ二十歳前のころ。こんなことがありました。
神様と暮らす家族づくり家づくりのために神社を巡っている今があるのは、
このころの経験があったからかもしれません。
ということで当時の体験を当時の思いのまま紐解いてみたいと思います。

モテ女子 アヤと初詣に行く

アヤは、高校の時の友達で今は別々の学校に通っている。

縦ロールの髪にハイバスといういでたちの私と

タイプは違ったけれど一緒にいるようになったアヤ。

美人というのではないが当時から男子にモテてはいたな。

でも、はぐらかすのも上手で。

ハスキーボイス

体が大きめでショートヘア

体育会系に見えなくもないのだが不思議に大人びていた。

たぶんタバコも吸っていた。

やんちゃな男子と一緒にいるのをよく見かけたし。

不思議な魅力で仲間に守られ、モテていたアヤだった。

「お正月に着物着て初詣に行こうよ!」

私とアヤは卒業して離れ離れになっても時々は会って話した。

初詣はお稲荷さんに行ってみた。

神様を信じないわけじゃないけれど、別にどこでもよかったし、

人が多いところの方が着物が映えるでしょう?

きゃあきゃあ言いながら、人波に流されて参道を歩いているうちに

「何をお祈りしようかな」

なんて考えていた。

押し込まれて拝殿にたどり着いたとき、確かに何かを願った。

何を願ったのかは覚えていないけれど、

「それには準備が足りていない。精進せいや。」

と答えてくれたのだけは覚えている。

神社に行くと神様が答えてくれる。

明治神宮にお参りした時もそうだった。

将来についてもやもやを抱えていた時だ。

おみくじを引いた。

いまでもアリアリと思いだす。

「磨かざる 玉も瓦に ひとしからまし」

”よくよく鍛えて人間を磨きなさいね”と受け取った。

アヤの口から驚きの告白が・・・

お茶しよう、と久々に会うアヤ。

高校生の時と変わらないけれど、ますますおネエさんになっていく。

そのころよく来た中タンのサンモリッツ。

ここの、バナナの入ったビッグなシュークリームを頼んだ。

シュークリームの上だけをまず食べて、そしてクリームたっぷりの下半分に取り掛かる。

あっていない間を埋める話を1時間もしたころ、当然の流れで彼氏の話になった。

アヤはさらりとこういった。

「奥さんがいる人なの。」

相手の年齢は聞きそびれた。20代後半か?

それにしても十分におじさんだ。なんでそうなった!

「奥さんのことは愛してるって。だから別れないって。」

「あたしには恋してる。離したくないっていうの。」

とのたまった。なんてオトコだ。それにしても

「そうじゃなきゃ、好きにならないよって答えた。」

 

・・・とは?

とは??とはっ!

あきれてものが言えないとはこのことだ。

なんてことだ。なんて返事なんだ。あんたはアホ?

それとも「私が遊んでやっているんだよ」っていう強がり?

曲がりなりにも清純だったあの頃のアヤはどこ行った。

そんなに刹那的に、何を求めてる?

 

 

アヤにはお父さんがいない。

鳥取かどこかそのあたりにいるらしい。

お母さんと離婚したんだ。

アヤは仲良しのおじいちゃんとおばあちゃん

お母さんと妹と暮らしていた。

お母さんの時代に離婚は大変だったんだろう。

アヤのどことない大人びた感じや仇っぽさは、そういう事情があったからなんだ。

父親と離れる時の痛みをかかえていたんだと思う。

心にできてしまった穴を埋めるために、

溢れるほどの温かい感情で埋めるためにアヤは人を誘い入れる。

だから、素地はあったのかもしれない。

あんなことが起きたのは、今では偶然なんかじゃないと思える。

初詣に行ってひろった神とは

さて、この時にアヤから一枚の写真を見せられます。

その写真には驚くべきものが映っていたのでした。

 

次へつづく
あぶない神社体験回想録②アヤの初詣写真に写ったモノ
あぶない神社体験③憑依を取るヒント「階層思考」

 

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コメント

    • morie
    • 2017年 2月 05日

    めっちゃ続きが気になります!

    • 葵貴
    • 2021年 9月 02日

    削除された続きについて

    神社参拝が好きで澄んだ空気にふれ、、、といった生活をしていました。けれど、次第にベールが体にかかっているような過去のように厳かなところに来たという感覚がなくなり、信じられない負のことが連続するようになりました。そんなときある人から行ってはいけない稲荷神社のような神社に行って何かお願いごとをしてしまいませんでしたか?それか負の連鎖の根源です というようなことを言われました。そのときは??というのが正直な気持ちだったし、お願い事も特別誰もしないようなことはしていないし、いろんなところへ行ったから思い当たるようなところがありませんでした。

    けれど、意に反して神社仏閣に慣れ親しむことから遠のくようなことばかり起こり、この苦しいツラい現状からどうしたら抜け出せるのだろうと行動すればするほど悪化しました。教えてくださった人は何か特別な力のある方かもしれませんが、解決力は無さそうだし手段はお祓いはどう?のアドバイスくらいでした。早速行動して一之宮の位置づけの神社に行きお祓いをしていただましたが、変わりません。この話の続きに、同じような経験が入っていて解決の糸口があるのではないかと興味を持っています。

    どういう理由で削除されたのかはわかりませんし、見ず知らずの方ですが、削除されたこの続きを教えていただくことはできないでしょうか。

    偶然このサイトにたどり着いたのも何かのご縁かと勝手に思っています。よろしくお願いします。

      • TA
      • 2021年 9月 02日

      コメントをありがとうございます。
      削除はしておりませんが、サイト引っ越しなどの関係で画像が乱れていたり、妙な表示となっている件につきまして、ご迷惑をおかけします。
      ”アヤ”のお話は②と③がありますが、最終的な顛末についてはブログ上での表現を差し控えております。
      同じような目に遭って困っている方はほかにもいらっしゃるのかもしれませんね。
      いずれ、何らかの形で解決方法を提示いたしますので、こちらではご勘弁くださいませ。

      ②のURLはこちらです。
      https://bit.ly/2WENmNY

    • 葵貴
    • 2021年 9月 04日

    お忙しい中、丁寧な回答を本当にありがとうございました。

    なかなか状況が変わらないので、自宅の神棚からも神社に行くことに戸惑いが出るようになってしまったままですが、コレをきっかけに、こちらのブログをこれからも楽しみにさせていただきます。

      • TA
      • 2021年 9月 05日

      ありがとうございます^^

      神棚のある部屋やその周囲にバリア、というか結界を張れると良いですね。
      神社や神棚で「祓う」ことに集中して相対していただけると変わるかもしれません。
      古神道では「祓いに次ぐ祓い」祓って祓って「ゼロ」に立つことが基本と言われています。

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