最終更新日2015年12月5日
神社洲崎神社。141番目。

一つの仕事が一段落した後すぐ新たな展開が見えて来て、心機も一転の参拝となりました。
出先にたまたま、の姿勢は変わりありません。
けれど、驚きましたね。ここでフツヌシさまに出会うとは。

石神さまとは布都御魂のことで、神武東征の際、危機を救った「フツ(ヌシ)の御魂」の剣です。
ホツマツタヱ29あや
      にしきとこはみ
をえはけは みなつかれふし
ねふるとき たかくらしたに
ゆめのつけ たけみかつちに
みことのり くにさやけれは
なんちゆけ かみにこたえは
ゆかすとも くにむけつるき
くたさんと かみもうめなり
みかつちの ふつのみたま
くらにおく これたてまつれ
あひあひと たかくらしたか
ゆめさめて くらおひらけは
そこいたに たちたるつるき
すすむれは きみのなかねの
をゑさめて もろもさむれは
いくさたち

ニシキドの術により長く床に付いてしまった神武軍でしたが、フツノミタマにより目を覚ますことができました。
「文殊の利剣」というように、剣とは何かを断ち切って迷妄を去るための普遍的なツールなのでしょうね。
フツノミタマを下したのはタケミカヅチで、それを倉の底板から見つけだして立て祀ったのがタカクラシタだったのです。
この功績によりタカクラシタはスベオシカに抜擢されますから、朝廷を建てるために大変な貢献を為した事であったと伺われます。
道祖神鳥居
・・・といきなり石神神社のお話に及んでしまったのですが、
境内をゆっくり散策してみます。

城と伊勢湾を結ぶ運河である堀川沿いで、100m道路と呼ばれる若宮大通沿いに坐す神社なのですが、鳥居をくぐると一気にこの場の空気に飲み込まれるほど、独特の雰囲気をもった神社です。
二の鳥居
二の鳥居の右わきには、道祖神
道祖神
道祖神とはいわゆる「チワキ」神なのでしょうね。道の分岐点にいて人に良い道を教える神さまです。ここに坐すサルタヒコとアメノウズメは、ニニキネの八州巡りで滋賀のウカワを通りかかったときのお話に由来してます。
ホツマツタヱ24あや
おとたまかわの しらすなに
ひるねしておる ちまたかみ
みのたけそなた つらかかち
はなたかさなき めはかかみ
とものやそかみ おそれるは
みまこうすめに みことのり
なんちめかちに とふへしと
うすめぬねあけ もひそさけ
あさわらひゆく 

ニニキネの道案内をするために待ちくたびれて眠ってしまったサルタヒコの様子があまりにも恐ろしく先鋒だったタチカラヲですら後ずさるほどだったところから、力ではなく女性の柔らかさでもってサルタヒコに話を聞くことにしました。アメノウズメは根っからの踊り子であり女優です。サルタヒコのまごころを聞き出して、緊張した場をうまくまとめることに成功しました。
この出会いが縁となって、サルタヒコとアメノウズメは夫婦になったのでした。
ですから、「縁結び」なんですね。
天鈿女命は有名人ですが、彼女を有名人たらしめた一番の功労は天戸開きでしょう。
ホノコへの怨みもありモチコ・ハヤコの怒りにあおられて二人と密通していたソサノヲが暴れまくります。その罪が大祓祝詞にある「あまつつみ」というものです。あまつつみに依り下民に落とされますがソサノヲは元々宮さまですからね。
ホツマツタヱ7あや
そさのをしわざ あちきなく
のしろしきまき あおはなち
ゐのらすみその にいなめの
かんみはおれは とのけかす
これたたされて そさのをか
ひとりかふむる ゐんはとの
とつれはいかる ふとこまお
いらかうかちて なけいるる

そしてセオリツヒメの妹のワカヒメハナコは亡くなります。これにはアマテルカミも怒り、さとしました。
なんちきたなく くにのそむ
みちなすうたに あめがした
やわしてめくる ひつきこそ
はれてあかるき たみのたらなり
そさのをは いわおけちらし
なおいかる きみおそれまし
いわむろに いりてとさへは
あめがした かかもあやなし

アマテルカミはついに岩室に籠ってしまいました。
オモイカネがアマテルカミが表に出ていただく作戦を練り実行に移します。
つわものぬしか まさかきの
かんゑはにたま なかつゑに
まふつのかかみ しもにきて
かけゐのらんと うすめらに
ひかけおたすき ちまきほこ
おけらおにはひ ささゆはな
かんくらのとの かんかかり
ふかくはかりて おもいかね
とこよのおとり なかさきや
わさおきうたふ 
かくのき   かれてもにほふ 
しほれてもよや あがつまあわ
あがつまあわや 
しほれてもよや あがつまあわ
もろかみは いわとのまえに
かしまとり これそとこよの
なかさきや

そして、こちらが拝殿で祭神は素戔嗚尊です。

左側に五男三女神。イナダヒメも? 142番目
右側に布都御魂、道祖神(猿田彦命 天鈿女命)143番目

ここ2~3年、実際に動きながら積み上げてきたものの総まとめに位置づけられるプロジェクトの成功を祈願します。今、道の分岐点に立っているようです。
このタイミングで運命開拓の神と出会うとは、感謝以外のものではないです。
そして、そこにはチワキ神もいらして、何事が起きているかを私に知らせてくれています。
ありがたい。※その結果は二度目の参拝時に→洲崎神社②
そして、その向こうには神社にはよくある龍神さん・・・かな?144番目。

洲崎神社、御鎮座当時、今を去る千余年の昔、欅(ケヤキ)の
祠には龍寿大神、白竜大神は三百余年の昔から公孫樹(イチ
ョウ)に祭られていました。
古来龍は白虎,鳳凰、亀とともに四霊といわれて瑞祥の象徴と
され、龍の持つ玉、如意宝珠には人の望みをかなえる不思議な
力が秘められているとされています。
特に白龍は神社の神の守護のために、家庭にあっては
魔除けと福運招来のお守りとして崇めらてきました。
石の龍寿大神。白龍大神にふれて御祈願下さい。

ご由緒にある、石などを見落として、残念!

本殿の中には、様々な白蛇さんが祀られています。
小さなお社ですが、地域の皆さんの信仰の篤さが伺えます。
ここでも成功祈念を。
真っ先に見たのがこの額だったからです。

「天地人」。
「天の時 地の利 人の和」と書いてあります。
中学生の時から大好きで卒業文集にも書いた言葉です。
意味は少しもわかってはいなかったと思いますが、「完全であり、調和した言葉」として子ども心に刻まれました。
天なる宇宙と、地球という大地。そしてその間に人が和する。
「完全な、調和した」世界は私のあこがれの的だったのだと思います。
いつ、その言葉を知ったのかは覚えていませんが「天の時、地の利、人の和」「天に星、地に花、人に心」の言葉の発するエネルギーや調和した美しさに心を奪われてしまったのです。
そしてここにきてそれを見て「えっ」という瞬間、社に風が吹きわたりました。
ああ、びっくりした。ありがたや。

道沿いの景観はこのように道祖神と洲崎神社が並列しています。
ご由緒によると
太古この地は入江で洲崎になり、地神(石神)が祀られていた。貞観年間、石神にみちびきにより、出雲から素戔嗚尊がこの地に遷座、奉斎された。
名古屋城築城以前は現在の栄一丁目全域が社地であった。築城後、社地には武家屋敷が建てられ、境内に堀川が掘削されるなど大きく縮小した。
江戸時代は尾張十社の民社総社的立場にあり、皇室、公家、徳川家より奉納が多数あった。
明治45年、当社に隣接し石神を祀る石神神社を合祀。


赤い鳥居を入ると、

石神神社社標があり、その向こうに

三霊神社遺跡の看板があります。
三霊神社由緒
文久二年(1862)尾張十四代藩主
徳川慶勝家臣の植松茂岳
佐々政直に命じ、洲崎神社境内に「三霊神社」
建立。中央に楠正成、左に和気清麿、右に物部守屋
湊川神社をはじめ全国別格官幣社創建の
先駆けとなった
徳川慶勝詩大書
我が心太古にあり
三霊神社創建に当たり当社奉納
「あなかしこ 又 なき やまと魂の みまえの神を いつかざら
めや」
「かぐわしき 名はそのかみの たちばなの とおならく世に
かおりみちけり」
           植松茂岳筆
慶応元年9月30日 神主宅にて
和歌奉納会ありその時の歌

145番目。鳥居をくぐった正面には秋葉社・稲荷社相殿、
中央に泰産社・弥五郎社相殿
弥五郎社
堀田弥五郎のことで、武内宿禰の後裔です。南朝方の忠臣で正平3年楠正行公に従い四条畷に於いて戦死した勇将ということです。
祭神は大国主神とあります。
「大国さんの災難を救った子(ネ)にふれ、願いを掛けてください。」
泰産社には伊弉諾・伊弉冉の両尊・豊玉姫を配祀。伊弉諾・伊弉冉の両神はアマテルカミの父母、豊玉姫は産屋に縁ある神なので、泰産の神とするということです。
一番右には大物主大神・俤(おもかげ)社相殿です。
この神様は以前、洲崎神社の南東側の「役割町」に有ったこの町名由来は江戸時代、役割御手先同心の足軽家屋の町跡が役割町と云われた。その町は大須の旭遊廓の隣町で、疫病が流行したがこの神様お陰で疫病が収まった。その祠を今の洲崎神社に遷座されたそうです。俤社の祭神を伺いましたところ「大己直命」とのことでした。ブログ『愛知限定歴史レポ』より
牛頭天王
「なで牛」
大神(牛頭天王)より給わりし丑に願いを掛けてください。

なでなでしてきました。
ホツマツタヱによれば、オオナムチの子、クシヒコがオコヌシ(大国主)であり、初代事代主であり、オオクニタマです。初代大物主はオオナムチで、2代大物主がオコヌシのクシヒコという事です。
こちらは社標が風化していますが住吉社・船玉社相殿です。
住吉社
大きくはない社地のなかに多くの神さまが坐してますね。
でも、よそよそしくは無くしっくりと独特の雰囲気を持って迎えられます。
下町の長屋的な?
和気あいあいの神さまのシェアハウス的な?
なんだろか。大須という町の雰囲気がそのまま神さまの場所になるとこうなのかもしれません。
人間らしい、程よい距離感がとてもイイです。

それに、調べれば太古の歴史を持つお社で、まだまだ隠されたモノが沢山掘り出されそうです。
神社洲崎神社(名古屋市中区)
祭神 素戔嗚尊(すさのお) 配神 五男三女神 稲田姫命
神社白龍龍寿社(洲崎神社境内)
祭神 龍寿大神 白龍大神
神社秋葉社・稲荷社 泰産社・弥五郎社 大物主大神・俤(おもかげ)社 住吉社・船玉社(洲崎神社境内)
神社石神神社・道祖神(名古屋市中区)
祭神 布都御魂(ふつのみたま)
   猿田彦命(さるたひこ)・天鈿女命(あめのうずめ)