神社御嶽神社。161番目。
公園の一角にある神社です。
黒猫が何匹も道路を行きかっています。黒猫のお出迎え。
常滑市の山の中。こんな小さなところですが、人影もあります。

木が伐採されて鬱蒼感が無くて「こんな山奥に」と思ったより抜け間があります。

公園に展望台があり、そこからセントレアとその向こうには鈴鹿山脈が臨めます。

鳥居から正面に坐すお社。ですがさて、どなたが座しますのやら。

神仏習合し、お地蔵さんやお坊さんの石造と神さまのお社が仲良く入り乱れています。
北西方向に約3キロほど。山を降りた里に安楽寺があり、その一角にも御嶽神社があります。
ここはそこの分社なのかも?


この石碑の右にはお地蔵さんの塚のような小山があり、
そのすぐ右。

ちっちゃいお狐さんがいるのでお稲荷さんでしょうか。
そして、その右。

公園の休憩所があり、そこに「雨乞いの面」という看板が掛けてあります。

「むかし日照りが続くとお百姓さんたちは、この高砂山山頂で雨乞いの儀式を行いました。その儀式に使用されたのが「雨乞いの面」です。
その雨乞いのの面にまつわる言い伝えといいますのは、むかし春のうららかなある日、伊勢の海の龍神様がこの山に遊びに来て、松の枝にかけておいた翁の面のことをすっかり忘れて、うとうとと寝入ってしまいました。そこへ通りかかった村人がその面を持ち去ってしまったから大変。龍神様は気を落として海に戻っていきました。この面を持ち去った村人たちは、日照りが続いて困ったときに、この高砂山の山頂で、火をたき、太鼓をたたきながらお面をかむって踊りを踊りました。すると、伊勢の海の龍神様が、そのお面を取り戻そうと、雲を呼び嵐を巻き起こして大雨を降らせたそうです。
現在、雨乞いの面は常滑市熊野町の熊野神社の神殿の奥に安置されています。
熊野神社の歴史は非常に古く、奈良時代後期宝亀2年(西暦771年)からつづく神社です。」

このような言い伝えを見ると、常滑市の中で最も古い部類になる熊野町の熊野神社は、地域の総氏神の役割をしていたのかもしれませんね。
常滑は海に面した町で小さな港がいくつもあります。戦後まで庶民の奥さんも舟を出して釣りをし、夕食の材料を採取していたと聞きます。猟師の町なのでどちらかというと住吉さんや宗像さんなどの海神を祭るイメージがあります。けれど、それよりは「雨乞い」なんだな、と。
伊勢湾は、陽気がよく凪いだ日には女性もちょくちょく舟を出して魚釣りができる海だったんですね。この地域の地名にあるように塩田を乾かす日照りが多く、昔から雨が少なかったことがうかがわれます。
神社御嶽神社(愛知県常滑市大谷)
祭神 不詳