神社一之御前神社。217番目。

熱田さんに坐す、アマテルカミの荒御霊である一之御前神社と名付くこのお社。

祭神は日本武尊 大伴武日命となっています。
こちらの鳥居をくぐった正面には龍神社があります。

熱田さんの「龍神社」祭神は吉備武彦命(きびたけひこのみこと)、大伴武日命(おおともたけひのみこと)をお祀りしています。こちらの龍神社には三社祀られているのですが、熱田さんの祭神を参考にしてみるならば、龍神社の三社が日本武尊、大伴武日命、吉備武彦命ではなかろうか?
ヤマトタケ東征の時。
東北の多くの面々が中央の情報がよく伝わらず、しかもそれぞれが独立国家だとの言い分で
ヤマトタケを拒み、オオトモタケヒが説得に当たるのです。
ホツマツタヱ39あや
あしうらこえて なこそはま
かりみやにます ひたかみの
みちのくしまつ みちひこと
くにつこゐたり あかたぬし
ももなそよたり よろやから
たけのみなとに こはむとき
たけひをやりて これをめす

ミチノクは「君として汝は衰えたのに、なぜ今やってきて国を奪おうと言うのか。我が国はタカミムスビが国を開いてすでに7代を治めているというのに。」
ミチノクのその言い分をタケヒははい、論破!します。
むかしあすかの ながすねが
ふみぬすめとも あすかきみ
たたさぬゆえに のりくたせ
ほつまちひろむ あまのいわふね
        よにうたふ
しほつおきなか これゆきて
むけさらんやと すすむゆえ
やまとたたせは ををんかみ
かしまのかみに みことのり
ゆきてうつへし そのこたへ
われゆかすとも くにむけの
つるきくたして たかくらに
これささけしむ たけひとは
きみたるいとの あるゆえに
あめよりつつく かみのみこ
よよにあまてる なんちよよ
きみなくこよみ いつれそや
こたへていせと またいわく
あまてらすかみ こよみなし
そろうえさせて かてふやし
みをたもたしむ

神武東征は「国を奪う」行為ではなく、フミ盗みをした臣を質すことないアスカキミをたしなめ、また、シホツチオチのススメがあり、国の乱れを平らげる事情であったこと。
それに、あなたたちは伊勢の暦に助けられて収穫を増やしているのではないですか?
それなのに「我が国」と言い張るのですか?と。
これには「お説ごもっとも」とミチノクは折れたのでした。
タケヒさん、理論が立つ方だったようですね。
 

こちらの一之御前神社の祭神は、熱田さんではアマテルカミの荒御霊です。
そしてセオリツヒメであるという説も根強くあります。
誰が呼んだか、祓い戸大神の筆頭セオリツヒメホノコ。
相当な荒技師と取れなくもありません。とにかく、祓い戸大神の1柱にヤマトタケを追い落としたイフキヌシ、八岐大蛇に身を落としたハヤサスラヒメというアクの強い面々と並び、祓祝詞を守っているのです。
それに「一之御前」という名自体、アマテルカミの内宮を意味しているのでは?

本殿はガラスで雨風をしのぐよう守られています。

本殿のすぐ右は秋葉社。

そして津島社です。
小さいながらもよく手入れの行き届いたお社です。
神社の歴史も、創建当初からのものが残されていないものも案外多いモノなんだな、と解ります。歴史の書き換えや、統廃合を重ねて解らなくなってしまうのですね。
それほどに長い歴史を刻んでいるという事でもあります。

神社一之御前神社(名古屋市瑞穂区)
祭神 日本武尊 大伴武日命