神社赤日子神社(蒲郡市)244番目。
養蚕の祖神として代表的な神社だそうです。
伊勢大御神の神衣を織奉る赤引の絲の調物を毎年奉献しているとか。
だから赤孫とか赤日子というそうです。

式内社ということでお参りしました。
蒲郡は以前竹島と神倉神社にお参りしています。
他にもいくつかチェックはしたのですが、今日はこちらへ。

祭神 彦火火出見尊 豊玉彦命 豊玉姫命
九州にご縁の神々です。
豊玉彦はハデツミといい、11代アマカミを継ぐホオデミの妻、豊玉姫の父です。
竹島の八百富神社の境内社八大龍神社のご祭神でもあります。龍神さんなのですね。
ハデツミのルーツはというと祖父がワカヒメを拾って育てたカナサキさんです。
カナサキさんは六ハタレ討ちの論功行賞で筑紫の守に就いたのです。
ムナカタ・アズミというカナサキさんの支流氏族の方々も筑紫でカナサキさんを助けて守っていました。
役割分担は
ソコツツヲ、ナカツツヲ、ウワツツヲをカナサキが、
ソコツワタツミ、ナカツワタツミ、ウワツワタツミをムナカタが、
シマツヒコ、オキツヒコ、シガノカミをアズミが祀れとの詔が出されました。
ハデツミという方はカナサキとムナカタ両方の血を受け継いでいたようです。
安曇氏族の祖とされるワタツミトヨタマヒコ命とはこのハデツミさんの事を指すと思われます。
シマツヒコ、オキツヒコ、シガノカミをアズミが祀れ
とした、アズミ氏とはどこから来たのでしょう。
6代アマカミのオモタルの拠点とした宮は滋賀県高島郡安曇川河口付近と言われています。
ならばアズミ氏はその当時、その地域を治める有力者であったのではないかと。
ちなみにシマツヒコを祀れと言われたアズミは第7代イサナキと同世代ですから、先代から信頼を受けて、重要な大陸との交渉の場になる筑紫守をまもる事になったのでは、と。
元々は滋賀県にいた。
そして、ホオデミと豊玉姫の御子ウガヤのへその緒を切ったのはアズミ氏族のホタカミ(穂高)です。ですから、穂高神社の祭神にワタツミ(ハデツミ)がいたとしても不思議は無いですね。
でも、源流のアズミ氏(カナサキさんを援けるよう筑紫の守になったアズミ)がハデツミを祀るのはちょっと変。世代が逆行してますから。
いずれにしても赤孫郷は安曇族の息が掛った地域ではあるようです。

額には「赤日子神社社殿 伯爵東郷平八郎謹書」とあります。
こういうのを始めて見たので調べてみると、「東郷平八郎謹書」をもつ神社は結構あるみたいです。どういう時に奉納されるんでしょうね。

本殿の右隣の境内社。245番目。
祭神は八幡社(應神天皇)、金刀比羅神社(大物主命)、高松神社(高松大神)、
山御堂神社(山御堂大神)、社口神社(太田命)、英霊殿(護國の英靈)、白龍水神社(白竜水神)、養蚕祖神碑(祭神不詳)などがあげられますが、詳細は不明です。

稲荷神社(稻倉魂命)

神社赤日子神社(蒲郡市)
祭神 彦火火出見尊 豊玉彦命 豊玉姫命
神社境内社
祭神 八幡社(應神天皇)、金刀比羅神社(大物主命)、高松神社(高松大神)、
山御堂神社(山御堂大神)、社口神社(太田命)、英霊殿(護國の英靈)、白龍水神社(白竜水神)、養蚕祖神碑(祭神不詳)稲荷神社