神社鳴海八幡宮(名古屋市緑区)312番目。
愛知県は全国一の神社仏閣数だそうです。
色んな言われや名所があることでしょうね。
ということで名古屋神社巡りです。まずは鳴海から。

鳴海八幡宮。
本宗は大分県宇佐市鎮座の宇佐八幡宮。

祭神 應神天皇  第15代天皇
   神功皇后尊 應神天皇の母
   玉依毘賣命 神武天皇の母
   邇々藝命  神武天皇の曾祖父 天孫。(タマヨリヒメがふた親を亡くし一人になってもニニキネの祀りを怠ることは無く、その白羽の矢で子を授かったのでした。その意味では建国者の父と言ってもよい存在でした。)
   月讀命   アマテルカミの弟。四国を治めていました。

ツキヨミノミコトがご祭神であると言う事がちょっと不思議な気がします。
御神徳として以下の文があります。
応神天皇、神功皇后は大陸文化をわが国に輸入し、日本文化交流を図られた神であり、家内安全、厄除け、開運のご利益あらたかであると尊崇される。応神天皇は]神功皇后の御子で、古くより聖母子神として安産、子育ての神として深く信仰されている。玉依毘賣命は神武天皇の母で縁結び、安産の神として信仰される。邇々藝命はアマテルカミの孫で天孫降臨の主役となり、交通安全の守として信仰される。月讀命は天照大御神と同時に生まれ着きを見て暦を見る神であり、農業、漁業を始め生産産業の神として信仰される。

境内社

國造社。
祭神 大国主神 天下造の神

御鍬社。
祭神 天照大御神 豊受大神 日の神 農業の神

秋葉社。
祭神 軻遇突智命 鎮火の神

高良社。
祭神 武内宿禰命 武芸の神

金刀比羅社。
祭神 大物主命 水難 神々の統率の神

須佐乃男社。
祭神 須佐乃男尊 農業、厄病の神
東北の奥に稲荷社。

鳴海稲荷大明神。313番目。

祭神 宇迦之御魂神 食物、商売繁盛の神
 
香良洲社。314番目。
祭神 稚日女尊(わかひるめのみこと)女性、織物の神

北野天満宮。315番目。
祭神 菅原道真 学徳、書道の神
一の鳥居のすぐ左に小さな祠がありました。
祓戸社。
祭神 瀬織津比咩神  気吹戸主神 罪穢れの祓神 
ああ。「祓い戸の諸神々」と呼ばれることはあっても「イブキドヌシの神」という名を由緒の中に見るのは始めてかも知れません。
イブキドヌシは、イブキノ神として関東を制覇して戻った気鋭の次期天皇ヤマトタケの御前に立ちふさがり、一矢を与え結局は死に至らしめたのでした。
あまりにも惜しい死を与えたそのことが、その後イブキドヌシの名が祓戸に封じられ神社から消えた原因だったのかもしれません。けれども叔父であり舅であるアマテルカミを支えた1人の英雄ではあったのです。
六ハタレ討ち。ハルナハハミチがいよいよ伊勢に近づく勢いでアマテルカミ自ら御出陣の時が来ます。
ホツマツタヱ8あや
てくるまのうち せおりつめ
あめのみかけに あきつめは
ひのみかけさす いふきぬし
くまのくすひと まてにあり
しろくろこまに もろそいて
やまたにいたり

左右の添えとして侍い、
        なりめくる 
はたたかみなり いふきと
うつろゐまねき これおけす
むらくもおおひ くらませは
しなとおまねき ふきはらふ
ほのほおはきて むろやけは
たつためまねき これおけす

今でも大祓祝詞にあるようにシナトやタツタヒメを操る力をイブキドヌシは持っていました。
そして、こんなこともありました。
        たかのには
はけものいてて いふきぬし
みやをたつれは しつまるに
をしてたまわる たかのかみ

ハタレ討ちで多くの霊が化け物として現れたのを、宮を建てて鎮めたイブキドヌシは「高野守」を与えられたのでした。
なんとも、天狗さんのような強力な霊力を持っていた神さまだったのです。
父はツキヨミノミコト。アマテルカミからは嫌われてしまって四国を治めたのでした。
イブキドヌシの妻は日本中で愛されているイチキシマヒメです。
イチキシマヒメの清らかな和みの心とイブキドヌシの荒魂の面は日本を守る両輪であるような気もします。

境内にある大楠は、室町時代にはすでに大木であったということです。
もう1000年ぐらい生きているんでしょうか。
大きくて晴れ晴れと健康的に天に枝葉を広げています。