ソサノヲ(素戔嗚尊 須佐之男命)

ソサノヲ(ホツマツタヱから)
ホツマツタエのソサノオは、暴れるわ、泣くわ、母を死なせるわ、アマテルカミキサキと仲良くなるわ、アマテルカミのキサキの一人を死なすわそりゃあスゴイものです。
これほどの咎をなし、タカマを離れシタタミに落ちます。母代わりで慕っているワカヒメにも突き放されます。サスラオとなっていたある日、うわさを耳にします。
仲良くなったアマテルカミの元キサキのハヤコが大蛇となって、ソサノオの初恋の相手であるハヤスウヒメやイツモのクニ守の娘7人を次々とさらって殺していると。
ハヤコ姫が大蛇となた原因は自分にあり、ソサノオは大蛇退治に向かいます。
大蛇を退治し天叢雲剣を手に入れ、その後イナタヒメを妻に娶るのです。
ハヤコ姫の大蛇とネノクニのコクミ等の悪巧みが発端となり、クニのあちらこちらでハタレ共が暴れ始めたのです。動乱時代の始まりです。
このとき、ネノクニにコクミ等を討つために出動したイフキドヌシの前に出でて泣きながらこれまでのことを詫び自分が発端となって起きた全国的な動乱を鎮める力にさせてくれと頼み込んだのでした。そこで功をあげてヒカワカミを賜るのです。

引用⇒豊川進雄(すさのお)神社 熊野本宮大社

奢り高振るソサノヲは、動乱のときにハタと自分の働きに気づきました。
世のヲエクマを集めて流す。それが、クマノという地域だとホツマツタヱは教えます。
イサナキ・イサナミの子は「みおひひめ」。全員異なった場所で生まれていますが、ソサで生まれたソサノヲのみが生まれたときからひどく疳の虫の強い、特別手のかかる子どもでした。それはイサナミ自身のヲエクマのためだと自ら悟っていて、ソサノヲに降りかかったそれを祓うためのクマノ宮。
イサナミの最後はヲエ為すソサノヲのために苦しみのなかにあって祈りすごしています。

引用⇒熊野神社(常滑市金山屋敷)

ソサノヲの働きは世の民の障り、穢れをすべて引き受け流し去るというものだったのです。
あれだけの過ちと奢り高ぶりによって下民に落ちて、民の境遇をわが身のものとしました。そして、心から性根を入れ替えた時に反転が起きたのです。
ソサノヲは民と一体でしたから、ソサノヲの反転は民のモノとなりました。
ソサノヲは民と同じ罪を犯し、それをしっかり償い、罪を濯ぎ落としました。
それこそがソサノヲノ尊のお働きなのです。
日常にまみれた私たち人間は、知らずに犯した過ちや、為さざる罪をもってしまっています。
そういう時は、体を動かして汗をかき自分自身を洗い流します。
そして、お部屋も丸ごと片付けてしまいましょう。
ソサノヲは究極の厄祓い神なんです。

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