トヨウケ(豊受大神 豊宇気毘売神)

トヨウケ(ホツマツタヱ伝)

造化三神の二番手にタカミムスビが坐します。

結びの神とは「神と人」を結ぶことで、地上の創造をサポートする神様なのですが、トヨウケは5代目タカミムスビです。トヨウケの意味は日本語を構成する母音五音+父韻九音=十四(とよ)を受け取ったということです。

5×9にわ・ゐ・ゑ・を・んを足して50音で日本語は成り立っています。

「あいうえお」表を構成したのは神話によるとイサナキだと取れます。イサナキとイサナミは日本の国土八州を創造しました。日本語の音をキチンと構成することはつまり国体を生すことと同じなのです。トヨウケは音の母体となる母音五音と、自然表現としての父韻九音を天から受け取りそれを構成したのがイサナキだったと。とここまでは古事記解釈です。

5代タカミムスビであるトヨウケはヒタカミ(東北)を治めていました。中央政府の6代目アマカミ、オモタルとカシコネ夫婦に継子がなく、中央は存続危機に陥りました。そこでトヨウケは暫定的に中央の皇統を維持すべく、アメミオヤノカミ(祖神)に祈りモトアケカミを東北に移し自らが東の君となり中央に対しても権限を得ました。そして北陸にいるイサナキと娘のイサナミを結婚させて中央の皇統を二神に継がせます。そして、トヨウケ自ら祈り倒して8代アマテルカミがハラミ山にて誕生するのです。アマテルカミはヒタカミで育ち、祖父であるトヨウケ神から帝王学を長く教わったのです。

アマテルカミがいたお社の候補地とされるのは金華山黄金山神社だそうです。

トヨケノリされて、トヨウケが神上がりされた場所が晩年アマテルカミに乞われて統治した土地にある比沼真名井神社です。その時の約束があり、アマテルカミも同じ場所で神上がりされました。それほどお二人のつながりは強かったのですね。
トヨケノリはいつかアマテルカミが神上がる時の予定の場よりも下の祠に隠れられ、いざアマテルカミの時には、トヨケ神を下には置けないという礼を尽くされたそうです。麗しや。「礼」は日本人にとっては特別な精神文化だと思いますが、アマカミさまのお心は民に大きな影響力を持っているという事だと思います。

トヨウケは貿易をされたり産業を興して大変な豊かさを築かれていたようです。あわうたの大元になられる方ですし、丹生の技術をワカヒメに伝授したのもトヨケ神だと言われています。
アマテルカミはトヨウケとともに「ヲセを守る」と伝え遺しています。内宮・外宮として今も日本の国体を御守りです。

伊勢神宮外宮(伊勢市)

アマテルカミの”幸魂”という位置づけにあたる神様でありアマテルカミの最高のブレーン。日本の総氏神様の御食事をご用意される神様であり、宝(田から)を献上する福の神様です。

ですから、福神社とか幸神社という社標が掛っていることもあるんですね。

宇宙(天)の叡智を受け取って地球創造として実を結ぶ神です。

私たちを天につなげ、地に結びつける道にいざなってくださいます。

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