タケミカヅチ(建御雷神 武甕槌神 鹿島神)

 

アマテルカミの御時、全国的な騒乱を鎮圧する主力メンバーにタケミカヅチがいました。

普段の拠点である常陸国からおそらくは海路伊勢湾から上陸し、四国から渡ってきたハタレと対峙し勝利します。一万人にも及ぶハタレモノマ(化け物)を捉えてタケミカヅチ自ら縛って引きまわした結果9900人が縊れて死んでしまうということが起こりました。それに対してタケミカヅチが反省し喪に服すのを聞いたアマテルカミは、タケミカヅチが殺したモノマの正体を調査させるのでした。「それは人かや?」「如くなり」

つまり半人半獣の生き物でありました。なぜそういうことになったのかもモノマが説明すると、哀れに思ったのか「タマガエシ」をする事で今度生まれる時は人として生まれることができると説きました。モノマたちはタマガエシを望みました。
この時、ココストの道であるタマガエシを行ったのがツワモノヌシとフツヌシとそしてタケミカヅチだったのです。

 

  船津神社(愛知県東海市) ご祭神は建甕槌(たけみかづち)大神

 

この騒乱の論功行賞でタケミカヅチは、

「くにゑに ゆりしつむ かないしつち」を賜りました。

これは”国を揺るがす騒動や地震をおさめる要石槌”ととらえられました。タケミカヅチがハタレを迎え撃ったその場所にその拠点があります。

  大村神社(三重県伊賀市)

 

地震を起こす神あれば、鎮める神もある。

日本最大の断層「中央構造線」の東の端を鎮座するのが鹿島神宮です。

 

タケミカヅチは、アマテルカミの御時にフツヌシと共に活躍した武神であります。

また、神武東征の時にはフツノミタマを神武天皇に授け大和平定に尽力しました。

国を揺るがす危機に際し、国防に尽くした神様なのです。