ホツマツタヱ伝 食物の摂り方など。

 

アマテルカミは非常に長生きをされました。(縄文時代、100年以上帝位に就く天皇もいます)

それには日ごろから禊をかかさず、体に良いものをと気をつけて摂っていたからでした。

アマカミという立場は、多くのタミの暮らし向きの責任を負う立場ですからご自身を律することを緩めるわけにはいかないのでした。

 

説明は天地の成り立ちから始まります。一息から天地分けれて、五元素(うつほ・かせ・ほ・はに・みず)によりいろいろな鉱物ができます。

そうして、大地(はに)に雨(みず)が降り草木の成長を大気(うつほ)が助け、水は大地の穢れを流す、そうして生るのが花や実です。

 

花・実・・・三元素(うつほ・はに・みず)の交わりで生る。

草木の虫・・・三元素(うつほ・かせ・はに)の交わりでできたもの。

・・・四元素(うつほ・かせ・ほ・みず)の交わりで生る。ほが強いものは水鳥。ほが強すぎて人が食すと燃え尽きる。

3音の獣(キツネ・タヌキ)・・・四元素(はに・みず・ほ・かせ)のなかで風・水が強いもの。誤ってこれを食すと肉が固まって縮み、身の油が枯れて気も枯れやがて身まかる。その場合二ヶ月半大根を食すとよい。

2音・4音の獣(イノシシ・サル)・・・四元素(はに・みず・ほ・かせ)の中で火・土が強いもの。エーテル体を汚し命を縮める。獣臭が染みつき、唯物的になり、神とのつながりが断たれる。その汚れ祓いに3年の間大根、ショウガを食して垢を濯ぐ。

焼塩・・・夜波(月の水)うけて溜まる潮を焼いた塩を食べると身の垢を除く。

・・・みず・はに・ほで生る。

鱗魚・・・みず・うつほ・ほで生る。ほが強いものは臭い。稲の次に良い食べ物。

稲・穀物・清菜・・・人が食すのに最も良い。(2代クニサツチの兄弟ウケモチが開発した水田)

 

タケミナカタの暮らす諏訪の地は寒さで死ぬ人が絶えなかったようで、その場合の食養生について語られます。

 

あいもの(四十物)魚・・・「ほ」の穢れを消すために3日清菜を食すべし。

水鳥・・・食したら21日大根・清菜を食すべし。

その他の獣類は戒なさい、ということを全国にお触れなさいました。

それらを食して命が亡くなっても惜しくないといえども、エーテル体は汚れてあの世で迷い、苦しむことになる。獣の種が染みつき人として生まれ変わることも難しい。鳥も獣も昼波(太陽の気)夜波(月からの水)を宿していない。稲・実・清菜は昼波夜波をうけているので人に生命力を与えることができる。

 

菊菜・菊花・・・食せば目の玉が明らかになり、神に寄り添うようになる。

 

 

五行からなる食物の摂り方は、漢方でありますし、人の性質を分けて処方されるアーユルベーダでも言われることではありますね。

ただ、五行のもとの考え方は世界最古の文明(一万年前に使用された漆の道具など高度な技術工芸品や祈る人の土偶など出土されている)を築いていた日本にもともとあったものだったのですね。その昔外国にわたり、外国で体系づけられたものを逆輸入して学びつつ、日本に残るものをひも解くのもまた進化かもしれません。