ホツマツタヱに登場する神々について書いています。
今日は姫神として伝えられている神様のお話です。

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トヨウケカミ(豊受神)

人が成長し世の中の役に立とうという時には、多くの軍資金が必要になります。芸術家を育てるパトロンや人々に勇気を与えるアスリートのスポンサーなど、才能ある人がその働きを社会で実らせるためにはその才能を発掘し育てる資金が必要です。

わたしたち個人にもスポンサーが必ずいます。
両親だったり、ジジババだったり、奨学金だったり。
アマテルカミにも後ろ盾が居ました。それが伊勢外宮のご祭神豊受大神です。

トヨウケカミを祀る神社ガイド

伊勢神宮外宮(伊勢市)
住所 三重県伊勢市豊川町279番地
ご祭神 豊受大御神

豊受大神社[元伊勢外宮](福知山市)
住所 京都府福知山市大江町天田内字東平178-2
ご祭神 豊受姫命

籠神社 奥宮[眞名井神社](宮津市)
住所 京都府宮津市字大垣430
ご祭神 豊受大神

神明社(常滑市)
住所 愛知県常滑市栄町6-200
ご祭神 天照皇大御神 豊受姫大神

羽豆神社 境内社両皇大神宮(南知多)
住所 愛知県知多郡南知多町大字師崎字明神山1
ご祭神 天照大御神、豊受大御神

トヨウケカミの物語
造化三神の二番手にタカミムスビが坐します。
結びの神とは「神と人」を結ぶことで、地上の創造をサポートする神様なのですが、トヨウケは5代目タカミムスビです。トヨウケの意味は日本語を構成する母音五音+父韻九音=十四(とよ)を受け取ったということです。
5×9にわ・ゐ・ゑ・を・んを足して50音で日本語は成り立っています。
「あいうえお」表を構成したのは神話によるとイサナキだと取れます。イサナキとイサナミは日本の国土八州を創造しました。日本語の音をキチンと構成することはつまり国体を生すことと同じなのです。トヨウケは音の母体となる母音五音と、自然表現としての父韻九音を天から受け取りそれを構成したのがイサナキだったと。とここまでは古事記解釈です。

5代タカミムスビであるトヨウケはヒタカミ(東北)を治めていました。中央政府の6代目アマカミ、オモタルとカシコネ夫婦に継子がなく、中央は存続危機に陥りました。そこでトヨウケは暫定的に中央の皇統を維持すべく、アメミオヤノカミ(祖神)に祈りモトアケカミを東北に移し自らが東の君となり中央に対しても権限を得ました。そして北陸にいるイサナキと娘のイサナミを結婚させて中央の皇統を二神に継がせます。そして、トヨウケ自ら祈り倒して8代アマテルカミがハラミ山にて誕生するのです。アマテルカミはヒタカミで育ち、祖父であるトヨウケ神から帝王学を長く教わったのです。

トヨケノリされてトヨウケが神上がりされた場所が、晩年アマテルカミに乞われて統治した土地にある比沼真名井神社です。その時の約束があり、アマテルカミも同じ場所で神上がりされました。それほどお二人のつながりは強かったのですね。アマテルカミとトヨウケカミは二人で1セットです。主に経済的な面で後ろ盾になったことは確かです。アマテルカミに食事を届けるのがトヨウケカミのお働きです。
トヨケノリはいつかアマテルカミが神上がる時の予定の場よりも下の祠に隠れられ、いざアマテルカミの時には、トヨケ神を下には置けないという礼を尽くされたそうです。麗しや。「礼」は日本人にとっては特別な精神文化だと思いますが、アマカミさまのお心は民に大きな影響力を持っているという事だと思います。トヨウケは西の国からの使節も受け入れ教育しています。外国との貿易をされたり産業を興して大変な豊かさを築かれていたようです。あわうたの大元になられた方ですし、丹生の技術をワカヒメに伝授したのもトヨケ神だと言われています。
アマテルカミはトヨウケとともに「ヲセを守る」と伝え遺しています。内宮・外宮として今も日本の国体を御守りです。

 

 

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