日本には二十四節気(にじゅうしせっき)という季節の呼び名があります。
二十四節気をさらにおよそ5日ごとに区切って、「気象の変化」「動物や植物の現れ」とともに感じてきたのが七十二候(しちじゅうにこう)です。

「季節」のエネルギーを十分に浴びること。それが人の心と体を健康にしてきた側面があります。
24時間、28日、12カ月。宇宙の巡りを受け取って、それを生かしてみたいと心から思います。

ということで、その季節に行きたい神社をピックアップしていきます。

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9月2日「処暑」末候 禾乃登(こくものすなわちみのる)

出典元:https://www.photo-ac.com/

天地が冷えて、穀物が実り始める時。
集中豪雨が大きな被害をもたらした8月、大地が冷えすぎないよう前もって処暑の次候(しょしょじこう)で「実り」の神様にご登場いただきました。さて。

高くなった空に映えるまだ蒼い実りを愛でて、本格的な彩りの秋まで育つのを見届けます。

彩り待ちの人々の、祈りは最高潮に達します。各地で収穫前のお祭りが催されます。
人気の秋祭りを調べてみました。

越中八尾おわら風の盆 9月1日~3日

出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki

哀愁に満ちて情緒あふれるおわら風の盆。
台風がやってくるこの時期、農作業の合間(盆)を縫っての豊作祈願の踊りは、春分から210日目の風の厄日に風神への祈願として行われるようになったということです。

始まりは1702年ごろ。最初は種まき、草刈りのしぐさが盛り込まれた豊年踊り(旧踊り)だけだったそうです。そこへ日本舞踊家の振り付けで直線的な男踊り(かかし踊り)と、画家兼俳人が振り付けたものに日本舞踊家が仕上げた女踊り(四季の踊り)が加わり今の形へと変化したのです。

民謡からはじまり、楽器が付き、踊りが付いて美しいおわら風の盆は、日本人の「美意識」が集合して完成したのです。
毎年20万人を超える人でにぎわいます。

個人的には八尾市の「やお(やつお)」や、「おわら」の由来に深い由緒が隠れているように思えてなりません。

岸和田だんじり(岸和田祭り) 9月16日17日

出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki

総ケヤキでつくられた地車(だんじり)を豪快に「やりまわし」する独自のお祭りで、今もだんじりを所有する町内会が増えていると言います。

お祭りの起源は江戸時代にさかのぼります。
1745年、岸和田北町の茶屋新右衛門が、大阪の夏祭りを見分して感動し、牛頭天王社(岸城神社)のご神事に伴って氏子の家々の門前にご神灯をあげたい旨を藩に願い出て始まったという事です。

激しいだんじりの操作は非常に難しく、その神振りが人気の秘密でもあります。人出は約40万人。

岸和田城下総鎮守 岸城神社

住所 大阪府岸和田市岸城町11−30
御祭神 天照皇大神(あまてらすおおみかみ元岸和田村産土神) 素盞嗚尊(すさのおのみこと牛頭天王) 品陀別命(ほんだわけのみこと八幡厄神)

長崎くんち 10月7日~9日

出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki

長崎市内の59町を7つの組に分けて毎年持ち回りで催されます。なので同じ祭りを見られるのは7年に一度。

ポルトガル、オランダ、中国など南蛮、紅毛文化の色を強く残し、九州が古代から海外との交易・交流が盛んな地域であったことがよくわかるお祭りとして貴重です。

長崎市の諏訪神社の大祭で、祭りの歴史は1634年までさかのぼります。「くんち」の由来が9月9日の常用の節句にちなんだものとのことです。人出は約20万人。

鎮西大社諏訪神社(ちんぜいたいしゃすわじんじゃ)

住所  長崎県長崎市上西山町18-15
ご祭神 建御名方神(たけみなかたのかみ) 八坂刀売神(やさかとめのかみ)

秋の高山祭 10月9日10日

出典元:http://www.kankou-gifu.jp/event/1074/

高山祭は、春と秋に催されます。春は日枝神社の山王祭、秋は櫻山八幡宮の八幡祭と呼ばれます。巫女さんの髪飾りが春は桜、秋は菊のデザインのもの。そんなところにも隠れた魅力がありますね。

国の有形民俗文化財に指定された、動く陽明門とも称えられる11台もの屋台の「曳き回し」「曳き揃え」両方が行われるのは秋祭りのみです。八幡宮で行われる布袋台からくり奉納は9日の12時、14時から、10日の11時と13時から予定されています。人出は約21万人。

櫻山八幡宮

住所 岐阜県高山市桜町178
主祭神 八幡大神(応神天皇)
相殿 熱田大神(日本武尊命) 香椎大神(仲哀天皇・神功皇后)

神社浴ガイドブック↓

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