画像は、キプロスにある学校の柱頭です。
この形はイオニア様式の柱頭で、名の由来になるイオニアという国でイソノミア社会が築かれていたのです。

女性的な美しい柱頭ですよね。
トルコに近いこのあたり、神殿などは大理石で造られていました。

トルコの隣、アルメニアでも石造りの家ばかりでした。
黒曜石の産地でもあり、実際にごつごつした岩肌と延々と広がる灌木の大地に圧倒されました。地球造形の歴史を見る思いがしたのもです。

 

日本は四季折々の自然があり、地震や台風のような天変地異も起きる国です。
こういう土地柄の中で、森林資源がよく育ち、太古の昔から木で社を建てました。

木造なのか、石造りなのかはその土地土地の産物、気候で昔は決まっていました。
石の中で暮らすか、木の中で暮らすか。現代はそれをある程度選択できる時代です。

ごきげんよう♪
神室づくり建築士 久田貴子です!

家は身を守るシェルター?家は自然と一体化する機能?

「ぶーふーうー」のお話は知っての通りですが、アルメニアの家はうーの家と言えます。昔の日本の家はまさしくぶーの家なのです。

アルメニアでは太い木は育っていないように見えました。だから、身近な材料である石や泥を使って家を建てました。いや「建てました」ではなく「造りました」がただしいですね。

石の家というのは頑丈で、大きな地震でも来ない限りは構造体は生き残ります。
石の家にいると外の雨、風、人の気配とか自然の営みというものからは遮断されます。だから、気候に左右されにくく防犯上も比較的安全です。シェルターとしての働きを強く持っているのです。

木の家は構造体として使えば粘り強さもあるのですが木組みが必要になります。簡単に手に入る材料で、地震や台風に対処しなければなりませんから。木や萱でつくった家では内部にかまどを持っていて、災害にあえばすぐに焼失してしまったでしょう。簡易な壁からは雨音、風に揺れる木の葉の音や小川のせせらぎが聞こえ、見れば四季折々に赤くなり、緑になりとても美しい自然を称えずにはいられません。人の在り方は、自分もまた自然のようでありたい、輪廻のなかで美しくありたいというものだったのでしょう。

石の家に住めば、家はシェルターで「外部の驚異から身を守るもの」。
木の家に住めば、家は自然と一体化する機能であり「外部と内部は一体化するもの」。

大地の産物が家の材料になり、大地が作った家の在り方がそこに住む人をつくるということがよくわかります。日本人は自然と対立するのではなく融合を望むのです。

融合する家づくり

いそのみや の源である伊勢神宮は20年に一度の式年遷宮というしきたりを持っています。持統天皇の御代に第一回が行われ実に1300年以上も続く長い歴史を今も引き継いでいます。

式年遷宮のいわれは不明ですが、20年ごとに行うことによって、宮造営の神ながらの技術伝承、200年かけて育てる宮造営用の檜、遷宮後解体した材料はほかの神社に下賜され無駄になることがないという循環性などのしくみが整っています。いやはや。1万年もつづいた縄文時代に日本人がつくった持続可能な社会の一端を垣間見る思いです。

家は敵に対抗するシェルターではありません。
日本の私たちにとって、家は融合する機能です。
外部と内部、自然と人、他者と自分、男と女、陰と陽、天と地、天体と地球、父韻と母音・・・
あらゆる反対の概念と融合する家づくり。私たちはそこを目指しています。

いそのみや はその象徴です。

二者融合のいそのみや 家づくりのレシピ

どうしたら反対のものと、場によって融合できるのか。
場づくり、空間づくりからアプローチするのが家づくりレシピです。

例えば、どうやって?

対人距離の専門家がこんな記事を書いていました。
『あえて電気を消して程よい距離感を!』

電気を消してローソクの灯かりを囲んでよもやま話をする家族に思わずほっこりしてしまったのですが、「ローソクの灯かり」も融合する場づくりです。

色を使った融合の場づくりもあります。
『人間関係は補色を求めて補い合う』

上記カラーアナリストさんの記事によると、自分カラーのネガティブな部分が出てしまったら、補色を持つ人を周囲に持つといいということです。
これは、そっくり自分がいる場の色(電磁波)を補色にするということにも該当します。

身に着ける洋服の色についてのシュタイナーの講義録がありその中で「特異になりすぎた自分の質を抑えるには補色を使うとよい」と言っています。いずれにしても、自分カラーを知っているからできることでもあります。自分カラーを知りたい時は後藤さんのような紫カラーのプロに見てもらうと確実かもと思いますよ!

まとめ

色を使ったり、照明器具を使ったりいろいろな方法で家やお部屋を”いそのみや”という融合する家にしていくレシピシェアやお手伝いをしていきます。

どうぞお楽しみに!

 

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