日本には二十四節気(にじゅうしせっき)という季節の呼び名があります。
半月ごとに季節は変わっているんですね。

二十四節気をさらにおよそ5日ごとに区切って、「気象の変化」「動物や植物の現れ」とともに感じてきたのが七十二候(しちじゅうにこう)です。

暦に従って変化する人の感覚・観察を簡潔な言葉で日本人は表現してきました。
季節を感じる仕掛けは、例えば俳句などにも季語として表現されます。

「季節」のエネルギーを十分に浴びること。
それが人の心と体を健康にしてきた側面があります。

24時間、28日、12カ月。
宇宙の巡りを受け取って、それを生かしてみたいと心から思います。

ということで、その季節に行きたい神社をピックアップしていきます。

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8月28日 「処暑」次候 天地始粛(てんちはじめてさむし)

出典元:https://www.photo-ac.com/

「処暑」とは厳しい暑さが収まりかけるころことです。

「処暑」は三つに分けられています。
最初綿がはじけてふわふわした白い実が顔を出した、と思ったら次第に天地の火照りが鎮まりはじめ、やがて稲穂が色づき始めるのです。

天地の熱が収まるはじめるという季節めぐりですが、アスファルトで覆われた大地はなかなか冷めませんけれども。
それでも稲穂は徐々に色づいてきています。実りの秋は近いのです。

昨今の大雨で多くの田んぼや畑の実りも流されたりしました。
今後台風の多くなる時期ですが、たわわな実りを満喫させてもらいたいものです。

なので、神社浴のキーワードは「実り」です。

豊かな実りを司るオオトシクラムスビの神様のところへお参りしたいと思います。

阿多由太神社(あたゆたじんじゃ)

出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki
住所 岐阜県飛騨市国府町木曽垣内1023番地
ご祭神 大歳御祖神 大物主神
(配祀)家津御子神 早玉之男神 熊野久須美命 阿須波之神
(合祀)大己貴命 崇徳天皇

金幣社 阿多由太神社

大歳御祖神(穀物の神といわれる)を主神とし、熊野社、阿須波社、三輪社、金刀比羅社、稲荷社、秋葉社を合祀してあります。
創立年代は不明ですが、延喜式神明帳に記載されている式内社として由緒ある神社です。本殿は三間社流見世棚造りの柿ぶきで、室町時代初期の作とみられ、国の重要文化財に指定されています。
また、昔から宝物として当社に伝わっている木造の随神一対(県重文)本地佛三体(町重文)ともに平安時代の逸品とされ、歴史の古さを物語っています。寛永九年に加藤宗堅という人が鍵取を勤めて以来、代々の加藤氏が当社の祭祀を司ってみえます。 由緒板より

オオトシクラムスビという神様は、ソサノヲとイナダヒメの息子です。
夫婦仲の悪かった息子夫婦を仲直りさせたこともあり、その夫婦は竈の神として祀られるようにまでなりました。

飛騨一ノ宮 水無神社(みなしじんじゃ)

出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki

住所 岐阜県高山市一之宮町一の宮上5323
ご祭神 御歳大神
(配神)大己貴命、三穗津姫命、応神天皇、高降姫命、神武天皇、須沼比命、天火明命、少彦名命、高照光姫命、天熊人命、天照皇大神、豊受姫大神、大歳神、大八椅神

当社は、最初の神が降臨した位山を奥宮とする神社であり、日本の中でも最重要神社の一つです。
詳しくはこちら

大歳神社

出典元:http://www.gifu-jinjacho.jp/

住所 岐阜県飛騨市古川町杉崎大歳41
ご祭神 大歳神
(配祀) 大己貴神 崇徳天皇
(合祀) 菅原道眞 式内社 飛騨國荒城郡 阿多由太神社 火闌降神 白山比咩命

ご神紋がいかにも実りの神のしるし。「抱き稲」です。

熱田神宮境内社 御田神社(みたじんじゃ)


住所 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
境内社ご祭神 大年神(おおとしのかみ)

 この社の祈年(きねん)・新嘗(にいなめ)の両祭に奉る神饌(しんせん:神様へのお供えもの)はまず烏に食べさせる信仰が残っており、祭員がホーホーと烏を呼びながら、御供(ごく)を土用殿の屋根の上に投げ上げます(烏喰の儀)。昔は烏が飛んできてそれを食べなければ、祭典が行われなかったといわれております。

6月18日には御田植祭(おたうえさい)が行われます。HPより抜粋

津島神社境内社 大歳社

住所 愛知県津島市神明町1
境内社ご祭神 大年神(おおとしのかみ)
元(矢の御前)

愛知県でソサノヲを祀る総本山、津島神社です。
ユネスコの無形文化財遺産登録された天王祭りが有名です。

藤の花も有名で、5月になるとよく通いました。

草津大歳神社

住所 大阪府大阪市住吉区墨江2-5
ご祭神 大歳神

住吉大社の境外末社。面白いのは「集金満足」の心願成就がお得意だそうな。

 稲の収穫の守護神です。大阪商人の間では、特に集金の守護神として信仰されてきました。また家の安全、幸福の守護神でもあります。ご祈祷をしていただいた方には、毎月、初辰まいりのお守りとして、小石に大の字が書かれたものを授与しています。HPより抜粋

胸形神社境内社 豊年神社

住所 栃木県鹿沼市村井町1088
ご祭神 大年神

栃木や群馬県にも宗像三女神が祀られていることがあります。
オオナムチが国替えとなり津軽の君となった際に、付いていった妻であるタゴリヒメが祀られるという事があったのでしょう。東北での影響力が大きかったのかもしれません。

大歳神とタゴリヒメの関係といえば、義理の弟と兄嫁という事になります。

黄金山神社境内社 金椿神社

住所 宮城県石巻市鮎川浜金華山5番地
境内社主祭神 大己貴神・少彦名神
大國主神 菅原道眞 天宇受賣神 月夜見神 大年神 奧津彦神 奧津姫神。

社伝によると、国づくりの昔にオオナムチとスクナヒコナが椿を植えるために金石を練り固めてできた山ということです。

それにしても立派ですね。五十鈴神社として天照大御神と豊受大神が祀られています。
そして月夜見神も鎮座することから、こちらは若かりしアマテルカミとツキヨミが修行した場所では?と感じます。

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