赤ちゃんが一人では大きくなれないように、
人は一人では生きていけないと感じる時があります。
病気やケガの時
心が折れてしまったとき
人恋しくてたまらないとき
別に寄り添う必要はないのです。
いやむしろ、そっとしておいてほしいけれども、
ただ、家の中に誰かいる。そんな安心感を求めてしまうものです。
赤ちゃんは全面的に親を頼ります。親にべったり引っ付いて離れない時もあります。
そうやって大きくなり、やがては適当な距離を置くようになるものです。
でも、赤ちゃんのように無力ではないのに、
「自分でできることまで頼ってくる」家族が多々いるので、
実際のところ困ってしまうということがありますよね。
そんな時は祓って結んで家を育てましょう。
出かけているとケータイが鳴る「またお母さんだ・・・」
Kさんは離婚し一人娘を連れて実家に戻りました。
二人を受け入れられるだけの大きな家だったのです。
離婚当時はこどもも小さかったしそれは助かりました。
親のほうも戻ってきてくれて喜んでいたのかもしれません。
親は運転免許を持っていないので、病院に行くときや買い物など
Kさんが足代わりになって協力していました。
最近ではそういう協力は当たり前のこととなり、
困ったことがあるとすぐに連絡をよこしてくるようになりました。
「出戻り娘」の恩返し
夕飯の支度や家のお掃除など次第にKさんの仕事になっていきました。
住まわせてもらっている負い目も感じていたと思いますが、
やれることを行動に移すことで感謝を伝えたかったのです。
公務員をしていたのですが、やりたいこともあり辞していました。
ですから外に出て仕事をすることも多いのです。
お客様とお話ししているときも運転中も、所かまわず鳴るケータイ。
次第に煩わしくなってきました。
小さかった子どもも大きくなって学校の寄宿舎暮らしになりました。
「こんなことなら、いっそ家を出てしまいたい。」
そんな思いが胸に膨らんでいるこの頃です。
こんなケースの家族レシピをお伝えする前に一言。
「家を出る」とか「爆発して喧嘩する」という選択肢は繰り返しの元だと言っておきます。
根本的な解決ではないからです。
頼りすぎる親に困っている場合のレシピ
家族レシピのポイントは三つです。
1.おそうじ
2.お料理
3.ことばかけ
頼りすぎる親に困っているKさんのケースで言えば、最優先は1.おそうじです。
家族それぞれに寝室がありますが、まずは寝室そのものを見直すことを提案します。
お掃除には「家の祓い」の役割があります。
新築の家を建てる時にはたいてい神職さんが来て地鎮祭が行われますが、既存住宅の場合は「家祓い」というものを行います。その簡単で習慣化した方法がお掃除なのですね。
今回のケースの場合、「既存宅の家族と新しく入る家族」の間の困りごとです。
いろいろな人の思惑が絡んでややこしくなるケースです。
あとから入る家族がもともといた家族と対等に暮らせないと、
誰にとっても快適な暮らしとはなりません。
二つの家族が一つの家族になって対等であるための仕掛けをします。
それが「おそうじ」なのです。これまでの家族とは別のものになるという儀式ともいえます。
「パン、パン」と二拍手して掃除をはじめて雰囲気を一新し、お互いの家族にとって「ああ、新しい家族になるんだ」という意識を作りだすのです。
二つ家族が合体した当初は離婚直後ということもあり、無理に何かを動かそうとしなくていいです。落ち着いて来た時にその家の家族として定着すると決めたのならばぜひ「模様替え」というおそうじを行いましょう。模様替えして、カーテンを変えたり家具の位置を変えたり方位を変えたりして雰囲気を一新するのです。
まずは子どもである自分の寝室から、
親が子どもに頼る雰囲気を、模様替えとお掃除で吹き飛ばすのです。
家の雰囲気を変えるレシピ①お部屋の模様替え
カーペットを変えたり、家具の配置を変えることは大きなお金をかけずにできる模様替えです。
私が相談を受ける場合、お部屋主の誕生日と家の方位、地下水脈を調べるなどしてお部屋をイソノミヤ化するアドバイスします。イソノミヤとは「神様と暮らす家」のことです。
最も大切なのは枕の位置です。お部屋主が意図する快適さが得られるような仕掛けをします。
ですが、ご家庭でも気軽に模様替えはできます。中学生時代の私の趣味は模様替えといってもいいものでした。中学生でも自分の部屋ぐらいは配置替えできますもんね。
いろいろな思惑でがんじがらめに感じたら考えることをやめ体を動かします。
模様替えを楽しんで、重苦しさを祓う配置を探してみてくださいね。
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