桑名宗社(桑名市本町)282~287

神社桑名宗社(桑名市本町)
桑名神社と中臣神社が合体した桑名の総鎮守がここ、桑名宗社です。
桑名首の祖神を祀っています。

遠目に見える青銅鳥居の向こうは九華公園です。そしてすぐに揖斐川。

桑名の七里の渡しから、熱田さんの宮宿までおよそ七里。そのあたりはまだ海か、今23号線が通っているあたりを航行したのでしょうか。

立派な楼門です。
四つの囲いがあり元々は仁王像と隋人の4体があったようですが、今は空です。
空襲で焼けてしまったとかで。



社殿は均等に二分され、

右は桑名神社(旧三崎大明神)。282番目。
祭神 天津彦根命(あまつひこねのみこと)アマテルカミの御子。
    ホツマツタヱによると母は、祓い戸大神の1柱ハヤアキツヒメです。 
   天久々斯比乃命(あめのくくしひのみこと)桑名首の祖。アマツヒコネの子。
天久々斯比乃命は神徳霊妙な神で、桑名首(上代桑名地方の豪族)の祖神であるので一郡の開祖として仰がれ、その子孫は代々祖宗の御社に奉仕し大化の改新後も郡司となって当地を支配した。景行天皇の御代にはすでに三崎大明神として崇められたりと記録があり古来桑名の地主神として、また郡府の宗社として崇敬極めて篤い御社である。 HPより
三崎とは自凝島(おのころ)、泡州島(あわす)、烏州島(からす)を総称したということです。もともとは揖斐川のもっと上流に位置していたようです。
景行天皇期ヤマトタケが東征の際に松の木の下で食事をしたという尾津神社の少し南。
揖斐川・長良川・木曽川のつくる三つの洲を統べるという意味なのでしょうかね。。。

左は中臣神社(旧春日大明神)。283番目。
祭神 天日別命(あめのひわけのみこと)伊勢国造の遠祖。神武期の功臣。
   春日四柱神(かすがよはしらのかみ)

実は隠れ祭神がたくさんいらっしゃるようなので列記しておきます。
別々にあった時にそれぞれの合祀社の神々なのかもしれませんが、
波母山神、大己貴神、少彦名神、神皇産靈神、須佐之男命、日本武命、宮簀媛命、加良洲大神、大山祇大神、木花開耶毘賣命、天照大御神、荒神、天目一箇命、酒解神、櫛御氣野命、菊理媛命、大山咋神、佐軍神一座、田心姫、奧津彦命、奧津姫命、蛭兒命、大物主神。
大所帯です。
拝殿の左側。

母山神社
母山神社。284番目。
祭神 火之迦具土神
向かう参道わきにはさざれ石。

社伝の右側へ移動します。

金龍桜。

皇大神宮御分霊社。285番目。

桑名東照宮
桑名東照宮。286番目。

稲荷社。287番目。


神社桑名宗社(桑名市本町)
祭神 天津彦根命(あまつひこねのみこと) 
   天久々斯比乃命(あめのくくしひのみこと)
中臣神社(旧春日大明神)
祭神 天日別命(あめのひわけのみこと)
   春日四柱神(かすがよはしらのかみ)
神社
母山神社(桑名宗社境内)
祭神 火之迦具土神
神社皇大神宮御分霊社(桑名宗社境内)
祭神 天照坐皇大御神
神社桑名東照宮(桑名宗社境内)
祭神 徳川家康
神社稲荷社(桑名宗社境内)
祭神 倉稲魂命

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