額田神社(桑名市額田)290番目。
由緒
祭神 意富伊我都命(おおいがつのみこと)
天津彦根命の御孫にして額田部連の祖神であり、祭十九代允恭天皇(440年)の御世に御奉斎せらる。
延喜式神名帳に桑名郡(郷)額田神社也とある。
明治14年十月二十八日郷社に列せらる。
合殿 天照大御神 天津彦根命
額田部一族がこのあたりに居住していたようです。
こちらが拝殿の奥の本殿です。
すぐ右側には春日社。291番目。
祭神 春日明神四座
武甕槌命 鹿島神
経津主命 香取神
天児屋根命 (フツヌシの甥)
比売神 (鹿島神のヒトリヒメ・アマノコヤネの妻)
本殿の左側は蔵王舎。292番目。
祭神 蔵王権現 広国押建金日命(ひろくにおしたけかなひのみこと)安閑天皇
牛頭天王 素戔嗚命(すさのおのみこと)
伏見稲荷大社 稲荷神 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
厳島神社 弁財天 市杵島比売神(いちきしまひめがみ)
春日四座の向こうに猿黒社。293番目。
祭神 猿の御霊。
さらに行って火産霊社。294番目。
祭神 八天宮
愛宕 太郎坊 大山 伯老坊
鞍馬 僧正坊 白峰 相模坊
比良 次郎坊 飯縄 三良
彦山 豊前坊 大峰 前鬼
合殿 秋葉山本宮神
八天宮とは火伏せの神とあります。修験道の坊であろうと思われますが八天宮を「八天狗宮」というところもあるようですし、実際のところそうなんでしょう。
神仏分離ということで神さまとしてお祀りしたということかもしれません。
そのまた向こうに 一本松竜王社。295番目。
祭神 額田山一本松御魂
竜神(黒竜神)
一本松の実物です。
この一本松(郡・村の境界大木)は道路開発により伐採され当神社に根幹を保存しておりましたが、長年の風雨雪により朽度甚だしく今度大地に還すことになりました。
尚、御霊は左上の境内社に奉斎しています。
愛された一本松だったんですね。
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