凶方位、大凶の土地を中和する裏技テクニック、運命好転の開運行動とは

土地改良

住まいが人の運命をおおきく変えることがあります。
「家の間取りや家相が原因」
「土地の因縁や地相が原因」
「土地の方位が原因」
「歳回りと移動の方角が原因」
「家の構造自体が原因」

など、人の運命を変える住まいの「凶相」にどうやって対策するかについて、建築士であり地相鑑定士である筆者がやってきたことを具体的に述べたいと思います。

まずは、そもそも「運命とは何?」というところから当サイトでの見解を述べていきます。必要のない方は飛ばしてお読みください。

「運命(うんめい)」と「命運(めいうん)」の違いは?

「もともとこうなる運命だったんだよ。」

そんな言葉を言ったり聞いたりしたことも一度や二度は誰にもあるのではないでしょうか。運命とは、命(人・人生)が運ばれた結果や状態のことを指します。仏教にいう「因果応報(いんがおうほう)」というシステム(法則)によって命は運ばれます。「結果としてそうなるにはそうなるべき原因があった」という考え方です。原因は三つあります。「言葉」と「行動」と「思い」です。思っただけでも結果として受け取る運命は自分ということになります。だから、「運命」を作る原因は自分にあります。

ただ、「自分が発した言葉」「自分の行動」「自分が出した思い」というのは甚だテキトーなんですね、これが。その場の感情に任せて人をたたいたり、キーっとなってあらぬことを口走る。まして人に見えない心の中では一日中悪態をついている、なんてことはざらにあります。そういう原因が後の結果を導き出すのも知らないで「もともとこうなる運命だったんだ」「私は運が悪いのよ」といったります。夫が認められて給料が上がってほしいはずなのに、これでもかというほど「ダメ夫」呼ばわりして一生懸命足を引っ張ったりね。自分自身の責任範囲で自由があるかわりに「運命」というのは移ろいやすいのです。では「命運」はどうでしょうか。

「命運」とは、四柱推命などで導き出される「星」の在り方、バランス、関係性、星の働きのことを言います。いわゆる「どんな星のもとに生まれた人か」というもので、天体の意志を誕生したときの星の配置で読み取るということを長年人類は探求してきました。星の配置は社会の動向、ヒトの運命とは相似形であると気づいていたのですね。

宇宙天体がそもそも持っている性格や働きと、人の性格や働きなどが相似形で地球で暮らしているという考え方です。ただ、やはり人間の持つ性質として「自由」があります。同じ大学の講義(枠)を聴いていても進む道は様々ですよね。それと同じです。

ただ、生まれた日の「属性」自体は不変です。「命運」自体には一生を通じて影響を受け続けます。その中で受け取り方の癖は人それぞれであり、結果として人の運命は変わります。自由采配できるということです。大統領もお抱え占い師を持っていると言いますし、奇門遁甲(きもんとんこう)は政治・軍事に役立てるための占術であるといわれています。為政者は、国民の命を守るために政治・軍事に間違いのないように「宇宙の意志」に沿った施策をしなければならないということでしょう。

「自分は、人生の中で何をする人なのか?」
その問いに答えるのが西洋占星術や九星気学、四柱推命などです。多くの人は「命運」を知りたがるものだと思います。天体宇宙の意志に則って進むことがもっとも素早く願いをかなえる方法だと知っているからでしょう。

「命運」と住まいに相性はある?

一生影響を受け続ける「命運」と住まいには相性があります。さらに、住まいの中の「トイレ・お風呂」「キッチン」「夫婦寝室」など部屋の用途と住宅そのものとの相性もあります。それがいわゆる「家相」といわれるものです。

住む人や使われる用途と相性が悪い間取りや形状をもつ住まいは家相が悪いと言われます。家相が人の命運にあたえる影響力は、場合によっては重いものになります。「殺人者の育った家の間取り」が話題になることがありますが、子どもとコミュニケーションがとりにくい家、子どもの頭がよくなる家など、専門家によってさまざまに研究されています。

「命運」は才能の種として子どもの間潜在し、しばらくの間は封印されています。人が学習し生きる能力を身に着けて大人になるまでの環境によって「手足の使い方」「頭の使い方」「感情」「表現能力」など様々に育てられて「命運」が機能するように整ってきます。ところが中には使われない「命運」もでてきます。使われない能力は使われないまま終わることもあります。

その意味では「命運」に取り込んでいる種をよりよく開花させるシステムとしての「住まい」であることが大事だとおもいます。まずは、誰にも共通する悪い家相に対するところからお話ししつつ家族の「命運」に対応する考え方の手順をお伝えします。

だれでも共通する悪い家相の対処手順

1.トイレ・浴室・キッチン・井戸は鬼門を避ける
いわゆる水回りの取り扱いは、最も重要であり、極論から言えばトイレなど水回りが吉相になる位置はどこにもないと伝統的に家相ではいいます。筆者の小さい頃は、かまどやお風呂の焚口は土間にあり、外のような扱いでしたし、洗濯場やトイレも屋外に近い場所にありました。当然と言えば当然ですね。水洗トイレではなかったのです。水回りを鬼門や四方位の正中線上に置かない理由は「鬼門は侵すべからず」があるからです。部屋そのものは鬼門にあったとしても「便器」「洗面器」「バスタブ」「流し台」「ガス台」がかからなければセーフともいわれます。そういう場合でも常に清潔に保ち、湿気でカビなどを発生させないよう気を付けます。

2.家に出っ張りや欠けこみを作らない
家の中のデッドスペースになりやすく掃除が行き届きにくくなる「隅」は極力作らないということです。部屋に影ができ、死角ができると「うったい・湿気」が籠りやすく部屋の空気がよどみやすいからです。インテリア風水的対処法としてはでっぱりの角にクリスタルボールなどを設置して化さつする方法などが紹介されています。

3.家に”下駄”を履かせない
いわゆるピロティという形にし、1階を駐車場などに使用することは家相的には良くないとされます。木造の在来工法では壁に筋交い(すじかい)を入れて強度を保つため、壁の少ないピロティなどの場合は家の強度を保ちにくいとされたのでしょう。家の外観に安定感が失われることは凶相です。もし1階を駐車場に使う場合はその部分だけ鉄筋コンクリート造にするなどして「基礎」扱いにします。

4.大黒柱の無い家
大黒柱についての詳細はこちらへ。祝詞の中にも登場する「したついわねに みやはしら ふとしくたて」の部分が大黒柱の働きです。天からの柱を地下にしっかりと突き立てるイメージです。神様のことを「1柱」「2柱」と数えますが、「柱」とは神様の降り立つ場所ということなのでしょう。

大黒柱というと、一家の主(あるじ)をイメージしますが大黒柱は一家を支える「神様」なんですね。工法が近代的になり替わりつつあるこの頃、大黒柱のある家はあまり見かけなくなりましたが、家相的に見るならば、福々しいとはいいがたいところでしょう。大黒柱が家からなくなったと同時に一家の主としての大黒柱も存在感をなくしています。

そうはいっても近代的なスマートハウスにも”大黒柱”が欲しい・・・という場合はそれに代わるものを基礎の下や部屋に設置することもできます。

5.神棚の無い家
仏壇がない家が増えました。それは、その家で亡くなった人がいない新屋では普通のことです。それと同時に神棚も「モダンリビング」には合わないからと無くなりつつあります。これも大黒柱と同様の意味がありますから、ぜひともお部屋に復活させたいですね。モダンな神棚もたくさん出てきている現在ですから抵抗なく取り付けられると思います。

一人ひとり異なる吉家相を考える手順

1.「命運」を知る
「命運」については、西洋占星術を長らく使用してきました。ただ、日々の星の動きに対してすべきこと、気を付けるべきことを読み解くのはなかなか難しいという印象です。
その点、四柱推命の場合は「命運」や「大運」が明解かつ簡潔に理解できます。こうしたものを駆使して「人生の中で何をする人間なのか」ということを掴みます。

2.自分だけの癖を知る
その月、その日の月運、日運に関しては九星気学による十干十二支の巡りが大変役に立ちます。これまでの人生の中で十干十二支をどのように使ってきたかなどの自分自身独自の癖を読み解きやすいと思います。例えば筆者にとって「壬(みずのえ)」の年、月や日には自分を引き上げてくれるキーマンとの出会いがあり、吉日なのです。もちろん意味は人それぞれで異なります。自分の癖を知るために、過去に起きた「良いことがあった日」「悪いと思えることがあった日」の十干十二支を調べてみて一定の法則性を探し出します。

3.家族の「命運」と星回りを調べる
家相を考える上では家族の命運を知ることが基本です。引っ越し日なども一応は全員の命運を鑑みながら選択していきます。間取りの中のどの場所に眠ると気持ちよく「命運」が花開くのかということは家相の最重要ポイントです。当然ながらすべての家族にとって都合が良い間取りというものはなかなか実現できないのも事実ですが、「〇〇家にとっての最重要テーマ」に沿った選択をとっていきます。

4.家全体の動線を整える
住まいの中で外してはならないものは家族の「生活動線」です。これがうまくまとまったら間取りは完璧です。

5.家相方位のとりかた
家相の方位は360度を均等に8分割するタイプと、東西南北を30度、間の方位を60度にとる場合があります。当サイトでは東西南北30度をとっています。理由は各方位を十二支の12均等分割を基本にしているからです。東西南北は「卯」「酉」「午」「子」、北東は「丑・寅(艮)」南東は「辰・巳(巽)」南西は「未・申」北西は「戌・亥(乾)」ということです。

「命運」と土地の吉凶

土地自体が持つ性質が「命運」、つまり人によって相性があるかについてはあまり研究されていません。人も土地も方角さえも陰陽からなり、五行・五座に分類されることとをかんがみれば、理論的に相性はありそうなものですが、あまり語られていません。

ただし、土地と人との相性を見る方法はあります。「筋肉反射テスト」と言われる方法です。
筋肉反射テストはOリングテストとしても知られています。自分自身の筋肉が、対象の土地に立った時どのように反応するかによって判断するものです。この方法は、ありとあらゆるものに対して行うことができますし、慣れてきたら遠隔でテストすることも可能です。

合わない土地の場合は、O型を作った親指と人差し指の力が入らず、離れてしまいます。
ひとりOリングテストができるようになると便利ですよ。

形が悪い土地の場合の対処手順

”形が悪い土地にはいろいろな思念の記憶があることが多い”というお話をしました。多くの人の残留思念が残っている土地のことを「因縁の土地」などということもあるくらいですから、良い地相とは言えないことが多いのは確かです。対処の手順をお伝えします。

1.更地(さらち)の状態で筋肉反射テストを試みる
敷地の境界線まわり、敷地の中をくまなく回り筋肉反射テストを行い、弱いところにアースパンクチャーを設置します。アースパンクチャーに使用する材料はどんなものが良いのかも筋肉反射テストで調べることができます。

2.敷地の8方位
筋肉反射テストで分かりにくい場合、一般的な設置場所は敷地の八方位と敷地の中心点です。合計9か所にアースパンクチャーを施すことで土地改良ができます。

3.地相鑑定を受ける
専門家によって、地相鑑定を受け適切な位置にアースパンクチャーを設置して土地改良し、悪影響を中和します。

地相鑑定の詳細

4.地鎮祭を行う
神職により祝詞をあげてもらい、土地のお祓いをします。

「命運」と移動する方位の吉凶

毎年その年の星の巡りがあります。2019年己亥の場合は、八白土星が中宮(ちゅうぐう)になります。そして北東が ”暗剣殺(あんけんさつ)” 方位。南西が ”五黄殺(ごおうさつ)” 方位。
また、”亥年” ですから、その対面の ”卯” の方位である南東が ”歳破(さいは)” となり、この3方位がすべての人にとってその年に避けるべき方位となります。
ちなみに歳徳神(としとくじん)が巡る吉方位は東北東です。

だれにとっても吉方位・凶方位は変わりませんが、自分自身の命運、九星気学で言うならば生まれ年の「一白水星」とか「八白土星」などという本命星により吉方位は異なります。生れ月である月命星まで見ます。

本命星による吉方位

各本命星におけるその年の吉方位を出します。

1.各本命星の基本的吉方位を知る
一白水星/三碧木星、四緑木星、六白金星、七赤金星
二黒土星/九紫火星、六白金星、七赤金星、八白土星
三碧木星/一白水星、九紫火星、四緑木星
四緑木星/一白水星、九紫火星、三碧木星
五黄土星/九紫火星、六白金星、七赤金星、二黒土星、八白土星
六白金星/二黒土星、八白土星、一白水星、七赤金星
七赤金星/二黒土星、八白土星、一白水星、六白金星
八白土星/九紫火星、六白金星、七赤金星、二黒土星
九紫火星/二黒土星、八白土星、三碧木星、四緑木星

2.その年の「五黄殺」「暗剣殺」「歳破」方位を知る
2019年の場合暗剣殺は「二黒土星」歳破は「七赤金星」になります。「五黄土星」「二黒土星」「七赤金星」の方位は凶方位です。

3.本命星が巡る方位も避ける
本命星が巡る方位、月命星が巡る方位は避けます。

以上消去法で残った方位が「大吉」方位となります。例えば年盤が「八白土星」の2019年2月4日からの吉方位は九紫火星が巡る北西と六白金星が巡る「東」となります。その人が10月生まれの場合月命殺は三碧木星が巡る「南」も凶方位となります。年によっては吉方位が出ない場合もありますが、その場合は、凶方位さえ避けるように行動します。

方位がどちらに入るか微妙なときの考え方

方位の見方は家相の場合東西南北30度、その他は60度の方位どりをします。八宅風水の場合は、均等に8分割した方位ですし、女性の場合はめぐりが逆になったりして、見方が変わったりします。

いずれの場合も、「方位の境界線」はあるわけで、どの方式をとるかによっても属性が異なるし、またぎりぎりの線ではどちらで見たらいいか迷いますよね。

そんな時にもっとも確実なのは「あなた自身が方位をどのように使ったか」ということです。これまでの経験から、自分自身の方位の使い方を知るのです。

その方位に移動したときは、何年何月何日で、どのような現象が起きたかということを振り返ると、自分がどのように星の巡りに乗っているか、使っているかを知ることができます。

例:引っ越しを考えているが、その方位は北なのか北東なのか微妙。北東に当たれば「暗剣殺」に引っかかるので気がかりだという場合。かつて自分の回りで起きたことに関連し、移動した方位は「吉方位」だったのか「凶方位」だったのか。凶方位の中でも「五黄殺」「暗剣殺」「歳破」のどれだったか。それが「暗剣殺」として、どんなことが起きたかということを調べていきます。いくつか調べた時に、方位盤や星回りをどのように使っているか、自分の癖というものが次第に見えてきます。そうすると、どっちの方位で見ればいいかの判断ができます。

自分自身をパワースポット化する神社浴の手法

「命運」が芳しくない場合や、大運のバイオリズムに引っ張られてパワーが沈んでいるときは自分自身をパワースポットにする方法もあります。たとえば密教では回峰行や滝行などの修行もありますが、筆者がおススメする方法は「神社浴」です。無料神社浴ガイドはこちら

『神社浴ガイド』には書いていませんが、神社浴は健康を左右する人間のエーテル体に働きかけます。神社浴をする場合におススメする神社は「あなた固有の鎮守神社」です。

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