機嫌悪い人が一人いると家の中はちょっとギクシャクしますよね。
もともと無口で不愛想、というのもあるんでしょうが、
無口で不愛想でも不機嫌のときと機嫌のいい時は違います。
不機嫌の時、いつでも怒り出す準備があり一触即発な感じで
ピリピリしてます。
どうしたらピリピリイガイガを取り去れるのでしょう。
まあ・・・こういう時こそ触らぬ神に祟りなしというか。
無理に話しかけても火に油を注ぐ結果にならないとも限りませんから。
そういう時にこそ、おいしいお料理がいい武器になったります。
これでもかというほどの好物と手によりをかけたおいしいお料理。
感情的になっている時に、口論にでもなったら酷いことに・・・
家族の機嫌が悪い時は、そうっとしときましょう。
そっうとする代わりに、本人が気に掛けられない体のことを
ケアしてあげられたら、お腹がすいて貧血になることを避けられるし
ひょっとしてイライラするのも糖分足りてないだけかもしれないし。
生まれたときから不機嫌だった神様とは
あんまり、オドオドしすぎは良くないです。
自分が機嫌の悪いことを知っていて、それが相手にストレスを与えていることに
ストレスを感じて余計にいらいらしたりすんですよね。
自己嫌悪して、自分に腹を立てているだけなんですが。
まるで、ソサノヲノミコトのような。
ソサノヲは、生まれたときから「不機嫌」だったんです。
不機嫌すぎて、自分の仕業が原因で母親が死んだ日には
荒れるなんてものではないでしょう。
その後、不機嫌は収まらず、とうとうその不機嫌のせいで
身内の妻を死に追いやります。
死刑になるのを免れましたが放浪の身となりました。
そんなひどいスサノヲは敬愛していた姉からも遠ざけられます。
どうやって不機嫌から立ち直ったのかというと、
「さすらい」をしたのでした。
さすらいの後、自ら招いた事件の後始末をしそして
「ムラクモ剣」を手に入れます。
それが、決定的な立ち直りのきっかけになりました。
ムラクモ剣とは、ソサノヲが自ら生みだした「ヲエ、クマ」を切り取った末に
得たものだったのです。
ソサノヲは神様です。地獄まで見た神様です。
そんな運命を背負っていると知っているとしたら、いくら神様でも
こども時代には背負いきれず荒れるでしょう。その気持ちもわかります。
家族も、ひょっとしたらなにか大きなものを背負っているのかもしれない。
イライラの原因を理解しきれるものでもないかもしれない。
けれども、いつイライラから戻ってきてもいいような場を
つくっておくことができたら、とても素敵です。
ツレや子どもがいらいらするのも脱皮の時でちょっと辛い時かもしれません。
もしも、「とんとん」してきたら「とんとん」と応えるだけの心の余裕をもてたら最高です!
大きな苦しみを通り抜けてきたソサノヲさんは、わたしたちの力になってくれると思います。
だからこそソサノヲさんは日本中にいっぱい祀られています。
ちょっと探してみます?
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。