岩戸神社(岐阜市)565

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神社岩戸神社(岐阜市)565番目


雨にけむる岩戸神社。

社殿、鳥居も北東、つまり丑寅の鬼門を向いています。

これもめずらしい。

ご祭神は猿田彦命であるという説しかネットでは見つかりません。

拝殿ですが、ブレて。

 

地図で見ると金華山(稲葉山)には多くの「洞」があります。

自然の要塞ということでこの金華山に岐阜城は建っています。

ここ岩戸神社のちょうど真北になります。

 

猿田彦命が方除けの神としてこの地方では信仰されたようであることを鑑みると、鬼門方位を指して、「岩戸」全体を守っていると考えてもいいかもしれませんね。

 

 

「いわと」とは脳の奥の松果体のことであり、ここを開くことが「岩戸開き」なのだと教わっています。もちろん神社やその信仰については、この世での現象に焦点を当てていることが多いでしょう。悪いことが起きないように鬼門を封じて魔を避ける。けれどもミクロコスモスとマクロコスモスはいつでも照応しています。宇宙で起きることは自分の体の中でも起きるんです。

現象としての岩戸を守るということは、心の奥の自己の核を守るという事に通じるのだと思います。

 

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