家庭の中でも競争ってあって、立派なダンナに認められたいとか
立派すぎる妻の夫はダメ夫だとかということってありますよね。
子どものすぐ直る腹痛と同じで、自分のことを見てよ発信だったりします。
家族がいても孤独ってあるんです。
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家族の干渉 もうたくさん!
好きで一緒になったのにののしり合いになる( ;∀;)
あなたにしか 聞こえない
イサナミは体が弱く、娘に親代わりをさせながら末の男の子を育てていました。
末のソサノヲは生まれつき癇が強く
雄たけびを上げながら暴れまわり村人を困らせていました。
体が弱いので夫の仕事についていけず、
暴れん坊の子育てでさらに気を病んでいきました。
何よりつらいのは、夫との別居でした。
東の君である父のススメとは言え、位の低い田舎者のイサナキとの結婚は
はっきり言って嫌でした。言葉も通じないぐらい田舎者でしたから。
イサナキは父の話す言葉をすぐにマスターし、人々が覚えやすいように優しく表して、
それを日本中のあちらこちらへと伝えに行こう!とイサナミを誘いました。
小さいころから使っていた言葉をこんなに大切に扱ってくれ法則化する優秀な夫に
次第に惹かれてい行くイサナミでした。
二人で旅することは楽しく、子どももあちらこちらで産み落としました。
けれども、もともと体が弱いイサナミには4人の子を産み、
全国十旅することに耐えられませんでした。
だから泣く泣く別居するに至ったのでした。
イサナミの言葉はイサナキに届くのでしょうか。夫はなかなか帰ってきません。
夫を思いつつも暴れるソサノヲに気を病み、孤独の中で
息子の非道を諫めようと放った火にまかれてイサナミは死に至ります。
悲しんだのは仕事先から駆け付けたイサナキ。
姉が止めるのも聞かず、イサナミの焼けただれた死体に面会しようとします。
死んだ妻の身からすれば、見にくい姿を最愛の夫に見られるほどの恥はありません。
イサナキはイサナミのこころの声を死んだその時ですら聞くことがありませんでした。
黄泉の国の女王
死の国の魔女のようにいい伝えられながらも、イサナミは
ひょっとしたらイサナキよりもたくさんの神社に祀られているかもしれません。
日本の神社にはそういう面があります。
冤罪で死んだ菅原道真が怨霊と化したので神様として祀られたように。
過去、悪事を働いた者どもが「たまがえし」の末に
眷属になったり神様に列せられたりしています。
神の階層に封ぜられるのです。
イサナミは死を以て夫とは別の場へ移りました。
肉体のない世界でなら、自由に夫と話ができる。
あの人にしか聞こえない声で、会うことができる。と。
あの世とこの世が分裂した時に
妻の心夫は知らず。
肉体レベルで会おうとしてイサナミを怒らせてしまったのです。
かくなる上は、と夫婦がアッチとコッチに分裂すると競争になってしまいます。
どっちが正しいか。
どっちの力がすぐれているか。
最後は桃でイサナキがイサナミの使いをやっつけてあの世とこの世は分裂しました。
夫婦が分裂してしまったときに、イサナキ・イサナミの事例がヒントをくれます。
イサナミのいるあの世から、イサナキはこの世に戦いの場を移したのです。
場を移すことで夫婦喧嘩を終わらせました。
ただ、残念なののはイサナミのかけるこころの言葉にイサナキが耳を傾けなかったことです。
このために、イサナミつまり世の妻たちは深い孤独を味わうのですから。
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