砥鹿神社奥宮(愛知県豊川市)588~591

神社砥鹿神社奥宮(愛知県豊川市)588番目

 

本宮山スカイラインに入る前から、霧のような雲のようなものが山に降りてくるのが見えていました。「ヤバいんじゃない。山は雨は降ってそう」なんて話ながら到着すると、こんな感じ。
「雲の中」ってこんなふうなんだ。


このあたりで、ボツボツ雨が来た!

しまった。帽子持ってくりゃよかった。

守見殿神社。589番目。

祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)和魂

 

四魂といって、魂には四つの側面があります。

荒魂、和魂、幸魂、奇魂。そして実はそれらすべてをまとめる魂が存在して始めてバランスが取れます。


砥鹿神社奥宮。588番目。

祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)

 

雨はボツボツ、乳白色の雲の中。しかも、先は階段で下ってる・・・。

この先に境内社があるはずだが、ちょっと躊躇してしまう。

 

しかし、さすが三河一宮の奥宮、社務所に二人、番がいたので境内社の場所だけ確認。

「お気をつけて」と見送られて進みます。

奥宮の駐車場について、歩き出すと軽登山姿の5,6名に遭遇していたので、神社参拝とはいっても結構険しいんだろうな。2月に行った奥の院の険しさからも想像できましたが。

 

階段を二折ればかり降りると現れました。

「ちょっと降りると、二つ境内社がありますよ!」と軽く言ってたわりに遠かった。アセアセ

八柱神社。590番目。

祭神 田心姫命 滝津姫命 市杵島姫命 天忍穂耳命 天穂日命 天津彦根命 活津彦根命 熊野櫛樟日命

 

アマテルカミの5男3女神です。

その向かいの磐座。

 

そしてまた少し降ります。

荒羽々気神社。591番目。

祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)荒魂

正しい勇気と、身体健全を守護し、特に健脚の守護神である

荒魂の役割は、創造です。

Wikiではこう説明しています。

荒魂は神の荒々しい側面、荒ぶる魂である。天変地異を引き起こし、病を流行らせ、人の心を荒廃させて争いへ駆り立てる神の働きである。神の祟りは荒魂の表れである。

 

人間から見たら恐ろしい神の姿がそこにあります。

地震や大雨が猛威をふるう日本ですが、それが「創造」への第一歩というならば「人の心を荒廃させ、争いに駆り立てる」という見方はちょっと違うのではないでしょうか。

「人の心に荒廃から立ち直る気力を養い、争いにはやる心を制する意志を育てる」ということなのだと思うのです。争いへ駆り立てる「神」などいないのです。荒魂ーそれは立て看板にあるように正しい勇気をもって、健全な心身をもって創造にまい進することをいうのだと思います。荒事なす自然を畏れ、抗わず、受け入れて共にある。そのうえでさらに自分を成長させる気概を昔から日本人はもっていたのですね。

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