桃太郎神社(愛知県犬山市)456番目。
川沿いの公園は夏場キャンプ場としてにぎわうようですが、この季節、特に今日など本当にうららかで、鶯の美しい奏でを聞きながら良い自然浴ができます。
時折の突風で大きなテントがでんぐり帰りながらこちらに向かってきたのには驚きましたが。
妻イサナミが不幸にも亡くなり、嘆き悲しんだイサナキが亡骸に会いに行ったヨモツヒラサカでの事。イサナミは辱めを受けたとしてシコメにイサナキを追わしめます。シコメはなかなかに頑張り、イサナキは難儀をしましたが最後にオフカンツミをなげて追手を振り切りました。
ホツマツタヱ5あや
もものきに かくれてももの
みをなくる てひはしりそく
えひゆるく くしはつけよし
もものなお おふかんつみや
いさなみと よもつひらさか
ことたちす
この伝えから桃太郎のお話が生まれたのですね。
うらしま太郎にしても、海幸彦・山幸彦にしても、物語として親から子へ口伝された古代史の一遍だったのです。
当地には宝物館もありますが、ヨモツヒラサカはどこなんでしょう?
三重県熊野市にある花の窟神社は、イサナミの墓所だと言われています。つまり、ヨモツヒラサカは熊野にあると思われるのですが、あの近辺にはなく、候補地として島根県松江市東出雲町が上げられていて、1940年に石碑が立てられたそうです。
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