暮らしのしきたりと日本の神様

『暮らしのしきたりと日本の神様』という本を図書館で発見しました。

神道学者さんが監修している本なので、神道文化を踏襲したお話かとおもいます。

古神道とは見解が少し異なりますが参考までに少しだけ抜き書きしてみます。

お正月

12月13日 正月はじめ 年神様を迎える準備開始「すすはらい」
12月25日~28日 お正月用お餅つき 大節句料理
元旦 年神様やってくる
氏神様にとしごもりー初詣
立春前日 節分豆まき

五節句

1月7日人日 七草
3月3日上巳 桃の節句
5月5日端午
7月7日七夕
9月9日重陽 5節句は江戸時代の休日

年間行事

夏祭り 疫病退散・災難除け
十五夜 宮廷による名月鑑賞行事 十三夜と十五夜で完了どちらかだと「片月見」
冬至 カボチャ料理、ゆず湯
大祓 「夏越しの大祓」「年越しの大祓」

人生行事

妊娠五か月戌の日参り
お宮参り 氏子入り 男子31日目、女子32日目
お食い初め 清吾100日~120日
初節句
七五三 神の子から地域の子へ 江戸時代後半から
結婚式 三献の儀 祝言
厄年 男25・42・61 女19・33・37
長寿祝い 還暦(60歳本卦還り)二度目の誕生日 古希(70歳)喜寿(77歳)傘寿(80歳)半寿(81歳)米寿(88歳)卒寿(90歳)白寿(99歳)上寿(100歳)

神社について

鳥居 「鳥のいるところ」
参道 人にとって「産道」神にとって「渡御」の道
手水舎 禊の場
ご神木 神霊が宿る木
狛犬 中国またはインド起源 ご祭神を守護
境内神社 主祭神と縁故の深い摂社・末社 地主神のことも
神楽殿 神様に奉納するお神楽の場
社務所 授与所
御鈴 音で心身を祓い清める 神様をお招きする
賽銭箱 室町時代から

例祭 ご祭神の縁日
1月 歳旦祭 1年の繁栄を願う
2月 節分祭
祈念祭(としごいのまつり) 稲作はじめ
11月 新嘗祭 収穫感謝祭

人気の神社としてあげられているのは・・・
伊勢神宮
宇佐八幡宮
北野天満宮・大宰府天満宮
伏見稲荷大社
熊野三山
諏訪大社
日吉大社
出雲大社

昇殿参拝 修祓・斎主一拝・献饌・祝詞奏上・玉串奉奠・撤饌・斎主一拝・直会
御神鏡 参拝者が「誠の心」でいるかを見るために映す
御幣 ご祭神の柱数だけ安置
日月旗 神代の世界観
真榊 神様の依代
神鉾 魔を威嚇して除く
おうちの神社 神棚 清浄な場所に。神棚拝詞をあげる。

神様について

「人の常識では計り知れないほど優れていて畏れ多いもの」それが神という存在であった。
ひたすらに畏れ敬うものだった。現代は「お願い事をする相手」「頼みを叶えてくれる心強い対象」という印象に変化した。

氏神様 一定の地域を守る神様 一つの氏族がご先祖を祀ったことが起源
産土神 生まれた土地の神様 引っ越したら氏神様は変わるが産土神は変わらない
鎮守様 強い霊威をもち遠くから勧請して祀られた神
崇敬神 好きな神様

古事記

最後に古事記の物語が簡単に記されています。
とてもコンパクトにまとめられていて読みやすいと思いますよ。

全体的な印象としては、ホツマツタヱを読み古神道の系譜を学ぶ私にとっては、ん?というところも多いものでした。現代に伝わる行事や習慣をどのように伝えるかをもう一度仕切りなおすことが必要なようにも思います。

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