田縣神社(愛知県小牧市)447番目。
大縣神社と対になっている田縣神社は小牧市になるんですね。
遅い時間にもかかわらず人影が多いのは地の利ですね。
祭神 御歳神
玉姫命
御歳神は素戔嗚尊(スサノオノミコオ)の孫で、大歳神(オオトシノカミ)の子。農業をつかさどる神様で五穀豊穣の守護神です。
玉姫命は尾張地方開拓の祖神である大荒田命(オオアラタノミコト)の王女。尾張氏の健稲種命(タケイナダネノミコト)の妃。二男四女の子宝に恵まれましたが、夫亡き後は故郷荒田の里(現鎮座地)に帰り、父を助け開拓に励み、子女教育に勉められ、その功績を称え、後に合祀しました。HPより
御歳神について『古語拾遺』には、次のような神話が記されております。あるとき土地の者が田植えの前に百姓に牛肉を食べさせました。それを知った御歳神は大変怒り、田に蝗(いなご)を放して稲を枯らしてしまいます。困った土地の者達は、御歳神に白猪・白鶏・白馬を捧げて謝罪します。御歳神はこれを許し、糸巻き・麻の葉・鳥扇等と共に男茎を用いた蝗除けのまじないを教えました。こうして稲はもとの緑色を取り戻し、田は豊作となったと言います。
御歳神について『古語拾遺』には、次のような神話が記されております。あるとき土地の者が田植えの前に百姓に牛肉を食べさせました。それを知った御歳神は大変怒り、田に蝗(いなご)を放して稲を枯らしてしまいます。困った土地の者達は、御歳神に白猪・白鶏・白馬を捧げて謝罪します。御歳神はこれを許し、糸巻き・麻の葉・鳥扇等と共に男茎を用いた蝗除けのまじないを教えました。こうして稲はもとの緑色を取り戻し、田は豊作となったと言います。HPより
このお話は色んな神社に伝わるものですが、このまじないを教えた人はホツマツタヱによるとワカヒメなのです。そのワカヒメは神上がり後歳徳神(トシノリカミ)と称えられています。ここでいう御歳神はワカヒメの御霊のような気がします。
御歳神は大歳神の子と由緒にありますが、オオトシクラムスビという神はホツマツタヱにもありまして、ソサノヲの第6子とされます。オオトシの子としては竈神のオキツヒコとオオヤマクイがいますが、「ミトシカミ」という存在については???です。
HPにある『古語拾遺』のお話は、府中の大國霊神社や津市の香良洲神社にもあり、それぞれ祭りや神事としてまじないに使われたカラス扇などが伝わっているのです。
田縣神社ではカラス扇ではなく男茎を用いた蝗除けのまじないとして伝わっているのですね。
※ホツマツタヱに男茎を用いた蝗除けのお話は無かったと思いますが、、、
双玉の右をさすり、家内安全、商売繁盛、金運の願い
双玉の左をさすり、恋愛成就、子宝・安産、夫婦和合願いが叶うと
言い伝えられ遠近より参拝者あとをたたず霊験いやちこなり
御歳神が御祭神と聞いてかねてから一度参拝したいと思っていました。
なんとか、叶えられてよかった。
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